The Deer Hunter
戦争が狂気なのは人の性
そして美しい曲が好きなのも
ディア・ハンターは、ベトナム戦争を扱った1978年公開の映画。
戦争とは、人を殺すと言う罪悪感、戦友の死体が並ぶ明日の我が身を見る恐怖が、狂気を帯びる事で、日常化していく。
そしてロシアンルーレットと言う、自分か相手かが必ず死ぬゲームと言う恐怖を楽しむまでになる。
人は、狂気の中で自分の存在を認識するのだろうか?
クラッシックを聴いていたら、この曲がミックスリストに紛れていた。あまりに美しいので、曲を調べたら、ディア・ハンターだった。
狂気を描くにはあまりに美しい曲だった。これが人の性(サガ)なのだろう?と思った。
今日も、誰かが死ぬと言う戦争が、人の本性として続いている。