入道前太政大臣花さそふあらしの庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり 権中納言定家こぬ人をまつほの浦の夕なぎにやくやもしほの身もこがれつゝ新勅撰和歌集巻第十六 雑歌上 落花をよみ侍りける 入道前太政大臣花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものは我が身なりけり同 巻第十三 恋歌三 建保六年内裏歌合恋歌 権中納言定家来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ令和4年5月22日 壱