新古今和歌集の部屋

春歌下 散り残る花



新古今和歌集 巻第二春歌下


 春の暮つ方実方朝臣のもとに遣はしける
              藤原道信朝臣
散り残る花もやあると
      うちむれて
   み山がくれを
 尋ねてし
     がな



読み:ちりのこるはなもやあるとうちむれてみやまがくれをたずねてしがな
意味:散り残っている桜は未だあるかもしれないと、貴方と一緒に連れだって深い山に隠れた花を訪ねたいものですね。
作者:ふじわらのみちのぶ 972?-994 伯父兼家の養子。従四位上左中将。中古三十六歌仙。

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