うたゝねはをぎ ふくかぜに おどろけど ながき夢路に さむる時なき 新古今和歌集 巻第十六雑歌上 題しらず 崇徳院御歌 うたたねは荻吹く風に驚けどながき夢路ぞ覚むる時なき 意味:転た寝は、荻の上葉に吹く小さな秋風にも驚いて目覚めるが、無明の迷いの中にいる私は悟りを得て目覚める事は無い。 萩原員従 寛永二十一年(1645年)-宝永七年(1710年) 1702 正三位 藤本了因極 平成28年3月2日 壱點伍