長神の杜(千載集 新古今集)19首
ナレーション
紫式部が記した『源氏物語』。その原本は、今は残されていません。
現存する最古の写本は、鎌倉時代に藤原定家が残したものであるといわれています。失われつつある公家社会の文化や華やかさを後世に残そうと、写本作りに尽力した定家。定家の写本は、以後『源氏物語』の主流となり、広がっていきました。
藤原定家は、小倉百人一首を編纂した人物としても知られています。
小倉山の麓で選定を行ったことにちなみ、その周辺には100基の歌碑が築かれました。
奧野の宮(後撰集)七首
野の宮(新勅撰集)四首
亀山公園(古今集、拾遺集、後拾遺集)四十九首
嵐山東公園(金葉集、千載集、続後撰集)二十一首
三条院
小式部内侍
赤染衛門
中納言匡房
大貳三位
大納言公任
和泉式部
左京大夫道雅