新古今和歌集の部屋

春歌上 袖の梅香 筆者不明短冊コレクション


むめの花たが袖ふれしにほひぞと

はるやむかしの月にとはばや



新古今和歌集 巻第一春歌上

  千五百番歌合に
        右衛門督通具 
梅のはな誰が袖ふれしにほひぞと春や昔の月にとはばや

読み:うめのはなたがそでふれしにほひぞとはるやむかしのつきにとはばや

本歌:

古今集

よみ人しらず

色よりもかこそあはれとおもほゆれたが袖ふれしやどの梅ぞも

月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして


御染筆

平成28年1月19日 壱點七

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