新古今和歌集の部屋

YouTube短歌:必死に生きる 冨田勲 展覧会の絵 リモージュの市場

展覧会の絵:7 リモージュの市場

真っ暗な洞窟

 求め歩き回った甲虫のみ生き残った

 

【短歌説明】

リモージュ(Limoges)は、フランスの中部に位置する都市で、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏、オート=ヴィエンヌ県のコミューンである。リモージュ磁器の生産で知られる。

真っ暗な無明の洞窟に閉じ込められた。人も同じ。必死にもがき歩き回った甲虫が走り回る様子に聞こえた。十二因縁の根本の無明に始まる物語を。無明、行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生、老死。

比丘たちよ、無明により行が起こり、行により識が起こり、識により名色が起こり、名色により六処が起こり、六処により触が起こり、触により受が起こり、受により渇愛が起こり、渇愛により取が起こり、取により有が起こり、有により生が起こり、生により老死が、愁悲苦憂悩が生じる。 このようにして、全ての苦蘊は生起する。(パーリー語仏典より)

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