新古今和歌集の部屋

YouTube短歌:メランコリック ラビリンス サティ:グノシエンヌ 第1番

サティ:グノシエンヌ 第1番

わたしはいつまでもダリの迷路から抜け出せずにゐる

         いったりきたり



サティのグノシエンヌ 第1番を聴いていたら、サルバドル・ダリの絵と迷路を思い描いた。ダリは、自分の無意識の中を絵画とした。どう言う意味かと人に聞かれても分からないと答えたそうだ。偏執狂的批判的方法と意味不明のものらしい。彼は天才だったが、自分の方向を決められないので、妻ガラ・エリュアール=ダリが、方向を決めてくれたので、作品を作り続ける事が出来たらしい。

そう言えば、夢を見て、どうしてそう言うのを見たかを誰も説明できない。

エリック・アルフレッド・レスリ・サティ(Éric Alfred Leslie Satie1866年5月17日 - 1925年7月1日)は、フランスの作曲家。オンフルール生まれ、オンフルールおよびパリ育ち。「音楽界の異端児」「音楽界の変わり者」の異名で知られる。ドビュッシーやラヴェルに影響を与えた。画家シュザンヌ・ヴァラドンやダダイズムのトリスタン・ツァラ、フランシス・ピカビア、アンドレ・ドラン、マルセル・デュシャン、マン・レイなどと近しい。フランス社会党及びフランス共産党にも党籍を置いていた。

アルコール乱用のために肝硬変を患っていたサティは、1925年7月1日亡くなった。

『グノシエンヌ』(Gnossiennes)は、1889年から1891年と1897年に作曲したピアノ曲。サティが24歳の時に作曲した第1番から第3番の3曲は「3つのグノシエンヌ」として有名である。第1番は、1890年作曲。拍子記号も小節線もなく、音楽と時間に対するサティの自由な思考が窺える。「思考の隅で…あなた自身を頼りに…舌にのせて」などと書き込まれている。


この曲を聴いて、何故ダリの絵と迷路を思ったかは、私にも説明できないが、そう思った。

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