儀同三司母
忘れじ
の
行末までは
かた
ければ
けふを
かぎり
の
命
ともがな
兼家━━道隆
┣伊周
┣隆家
┣定子(一条天皇中宮)
┣原子(三条天皇東宮妃)
高階貴子
新古今和歌集第十三 戀歌三
中關白通ひそめ侍りける頃
儀同三司母
忘れじの行末まではかたければ今日をかぎりの命ともがな
よみ: わすれじのゆくすえまではかたければきょうをかぎりのいのちともがな 隠
意味:貴方の私を忘れず一生大事にしますという今の言葉は信用ができないので、いっそ今日死んでしまって貴方が嘘の罪を行っていないこととしたいです。
備考: 百人一首、時代不同歌合、八代集抄、女房三十六人歌合。