慈慧大師七猿歌 世を厭わざるを悔ゆ
つれもなく いとはざるこそ うかりけれ 定なき世を夢と見なから 慈慧大師七猿...
裏に歌が有った歌碑 生野
大江山いく野のみちも とほけれは またふみも見ず 天のはし ...
歌論 俊頼髄脳 朧月夜にしくものぞなき
てりもせずくもりもはてぬ春の夜のおぼろ月夜にしく物ぞなき かうも詠めるは、花を散るめでた...
栄花物語 一条院の出家
榮花物語 巻第九 いわかげ 一條院御髪おろさせたまはんとて、宮に聞えさせたまひける 露の...
古今著聞集 花山院梅歌
古 今 著 聞 集和歌第六 145 花山院紅梅の御歌の事 花山院御ぐしおろさせ給て後、叡山...
歌論 俊頼髄脳 歌の種類
ひとへに優なる歌、 【略】 氣高く遠白き歌、 よそにのみ見てややみなむかづらぎやたかまの...
釈教歌 我が立つ杣
比叡山中堂建立の時歌 伝教大師 阿耨多羅三藐三菩提の仏たち わがた...
雑歌下 我が身に積もる年
新古今和歌集巻第十八雑歌下 慈覚大師 大方に 過ぐる月日をな が...
栄花物語 哀れ儚き事
榮花物語 巻第四 みはてぬゆめ その二 世の中のあはれにはかなきことを、攝津守爲頼朝臣と...
古今著聞集 白馬節会習礼
古今著聞集 公事第四 104 後鳥羽院白馬節會習禮の事 後鳥羽院、ひそかに大内に御幸なりて、...