朧月めかしうはなやぎ給へど、御心のうち は、思ひの外なりしこと共"をわすれ　　　　　　　　　　　地　源がたうなげき給。いと忍びてかよはし ...

恵慶法師　七首 えぎょう、えけいとも。平安中期（主に村上天皇期に活躍）の僧。生没年不明。出自・経歴不詳。中古三十六歌仙の一人。播磨講師とも。大中臣能宣・紀時文・清原元輔など中...

木曾義仲一代記　全   繪本木曾義仲軍記全     　　　東京金澤堂梓       木曾冠者義仲長 而後稱...

いつきには、そむわうのゐ給ふれば、 おほくもあらざりけれど、さるべき　　　　　　　　　　　　　　　　源女みこやおはせざりけん。大"将の君、 とし月ふれど、なを御心はなれ給は...

讀はじめ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⇧木曽義仲は こゝに信濃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　六動寺の國府よ 國安　　　　　　◑帯刀　　　　　　　　　...

しつ心なくていで給ひぬ。夜ふかき　　つくよ暁月夜のえもいはず霧わたれる に、いといたうやつれてふるまひなし 給へるしも、にる物なき御有さまにて　　　　　　　朱雀ノ女御也　の...

  木 曽 義 仲   つゞき 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◑ 陣を取れば　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　去て馬場　　　 ...

  　　　　　　　　　　　　カラー版 　　　　　新古今和歌集 　　　　　　　　　　　藤平春男　編 ...

「兵部卿、宮の大夫なと参りて、『僧召せ』など騒ぐを」 　け御気あがりてなをなやましうせさ　　　　　　　　みや　中宮大夫也せ給兵部卿、宮の大夫なと参りて、　　　　　　　　　...

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〼廽り相圖の飛火を揚げせば大将義仲 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　追手より攻かう牛四五百疋集め 　　　　　　　　　　...