岩波文庫より
「人間は平素、常に耳には聞きづらい忠言を聞き
常に心には思い通りにならぬことがあって
それでこそ徳に進み行をおさめるための砥石となる
もしどの言葉も耳を喜ばせ
すべてのことが心を満足させるようなことであっては
それはこの人生をチン毒のなかに
埋め沈めてしまうことになる。」
僕は幻聴を耳にしてきて思うのだけれども
害悪なる言葉を終始聴くと
人間は疲れ果てて健康を害するということを知った。
例えば、ラジオやテレビの放送に微音量に
害悪のある音や情報を織り交ぜるとすると
人間がおかしくなってしまうだろう。
公共放送はそのような狂気をも左右できる。
忠言をたえず聞く君主などいない。
しかし、心を満足させるものもない。
1の満足が達成されると2の満足へと向かう。
思い通りになるものも少ない。
わが身をも思い通りにならない。
この菜根譚の訓話はかつて罫線をひいて
ボクが覚えておこうとしたものらしいが
今現在の感想はこんなところかな。
「人間は平素、常に耳には聞きづらい忠言を聞き
常に心には思い通りにならぬことがあって
それでこそ徳に進み行をおさめるための砥石となる
もしどの言葉も耳を喜ばせ
すべてのことが心を満足させるようなことであっては
それはこの人生をチン毒のなかに
埋め沈めてしまうことになる。」
僕は幻聴を耳にしてきて思うのだけれども
害悪なる言葉を終始聴くと
人間は疲れ果てて健康を害するということを知った。
例えば、ラジオやテレビの放送に微音量に
害悪のある音や情報を織り交ぜるとすると
人間がおかしくなってしまうだろう。
公共放送はそのような狂気をも左右できる。
忠言をたえず聞く君主などいない。
しかし、心を満足させるものもない。
1の満足が達成されると2の満足へと向かう。
思い通りになるものも少ない。
わが身をも思い通りにならない。
この菜根譚の訓話はかつて罫線をひいて
ボクが覚えておこうとしたものらしいが
今現在の感想はこんなところかな。