今日は病院

病院に行って木曜日に

何かとりついていたモノが

すっとぬけたような感覚になったと

医者に言うと、

その原因は何か心当たりがあるか

たずねられた。

心当たりがあったら毎日でも

あの軽やかな感じを味わいたいものです。

余分な力が抜けてリラックスの状態。

肩こりも全部なくなったような感覚。

もう一度。アゲイン。

あれは寝まくったからかなあ。

でも通常の寝坊ではああはならない。

自分でも心当たりを探すが

わからない。パワーストーンを握ってた。

でもウソっぽいなあ。

今日は病院

君を思う文字を

この空間に吐き出しても届くわけもなく

ただ虚しく箱の中に書き残されるだけ。

また再び会えたとしても

想いを伝えたとして

どうなるのだろう。


交わす会話もない空白の時は

今現にある空間の溝を

埋めることは出来ないだろう。


あふれんばかりの独りよがりの想いは

君を理想化していく。


時間薬がきっと君にかけられた魔法をとくさ。


書き残す文字に

君が目を通すことはないのだろう。

時間薬が魔法をとくさ。


あの時確かに恋してた

そして伝わらなかった。


あの時君のいなかった場所で君の名を叫んだ

そしてなかったことにされた。

病人が発した言葉だからと


君に再びであったとき

君はボクの笑顔が好きだといったね

僕は君が好きなんだよ


届かなかった言葉

伝えられなかった好きという想い。


そうまた時間の薬を処方されている。

時間が経てば忘れるさと

時間の薬を処方されている。