注:今回長いです。
朝食のやつにも書いていたように、午前中にいつもよりもかなり長目のウォーキングを行った。
入院中にも便の出の良さ・悪さ、というか腸の動きを活発にするにはまずは運動を、と看護師さん達に言われていたのを思い出した。
通常は近所を回る20分コースか家から駅までか家からGEOまでの往復30分コースをやるが、それでは甘いと考え、ちょっと無茶な目的地を設定した。
私の母校、吉川東中学まで往復。
片道約4キロ。往復8キロ。
体がいくぶんか軽いし、6年前の3.11の時も5時間近くかけて日比谷から竹ノ塚まで歩いたり、一度、8年ぐらい前に流山おおたかの森から埼玉の吉川の自宅まで6時間近くかけて歩いて帰ったこともある。今は中学の時とは違う住所だが同じ市内で、中間地点までの距離はそう変わらないから、長距離のウォーキングにはちょうどいいんじゃないか、と考えた。
そもそも吉川東中学は自転車通学で通っていたので、通学路を歩くのは初めて。15年前ぐらいにスクーターを持っていた時に何気なく行ってみたぐらい。自転車でも20~25分ぐらいかかるし、出来ればスクーターで行きたい距離。それを炎天下の中、ウォーキングコースに選んだ。
往路はノスタルジーに浸りながら歩いていた。途中からは通学路の通りの裏道を使って歩く。15年前にスクーターで通った時はさほど感じなかったが、裏のネギ畑や田んぼの風景は26年前と変わらない。この時点ではまだまだ暑さもへっちゃらだった。
47、8分歩いて吉川東中学に到着。
あ、公立だから今日は休みか? 何やらテニス部の練習と校舎の方から吹奏楽部の練習が聞こえる。
校舎も体育館も新しい上に若干建て替えも始めている。ボクの時はこんな綺麗な校舎はなかった。木造校舎とプレハブ校舎。卒業と同時に新校舎が完成し、ボクの代はその新校舎に入れなかった可愛そうな世代。
とにかく、中に入ろうとも少し思ったが、なんとなくそれは止めて復路を歩く。
復路はコースを変えて、吉川総合体育館方面から車道沿いに歩くコース。
この車道沿いは25年前と比べると大分変わった。中華料理屋があるは、吉川松伏消防署があるは、ファミマがあるは。
そのファミマを越えた辺りから、陽射しの強さを感じるようになった。ちょっと辛いがまあ大丈夫かな。さらに、県道に出るとこんどは右足が痛くなって来た。でも、あともう少し。
ちなみにこの間、何も飲んでない。自販機を目にする度に「冷たいお茶、買おうかな~」と思ったが、入院生活のおかげで渇きに慣れ、スルーすることに。
そこから、ちょっとヤバいと思い始めたのは自宅から徒歩3分圏内にある「なまずの里公園」に来た辺りだった。
なんと、明らかに目眩がした!
首筋の汗も冷たい。
熱中症?
……いや、これ低血糖じゃないかな?
と思いつつ歩を進めるが目眩はだんだん強くなる。
ヤバいヤバいヤバい……
と思いつつも、その時自宅にゴール!
助かった……1時間40分歩いた。
いやいや、ここからが本番だった。
さっそく冷蔵庫からまずは麦茶を取り出して飲む。
目眩がおさまらない!!!!
むしろさらに目眩!!!!
これ、低血糖だね!
ヤバい!!
と思ったので、次に1ヶ月半近く飲んでなかったゼロカロリーの三ツ矢サイダーのボトルを取り、急いでコップにつぎ飲む。まだ朦朧。
2杯目!!
…………おおお、目眩が治った!!!!
やはりゼロカロリーの三ツ矢サイダーはゼロカロリーでも糖分がかなりある。だから助かった!
ふーーー。
昼食前だから血糖値はまだだったが、初めての低血糖症状に命の危険を少し感じたので少し上がっても仕方ない。
予想通り、朝よりも上がったが上がった数値もそれほどじゃなかったので、低血糖、ヤバかったんだね。
そして、30分休んで昼食……どころじゃなかった。
体が落ち着かず、食べ物を受け付けない。それでも薬を飲む都合上、ブルガリアヨーグルトのみ食べる。
ということで、写真がヨーグルトのみになってる。
急激な運動のヤバさを身をもって体験した。外出時は飴玉を持ちます。