
ジョン・ミューア、150年ぐらい前にアメリカで活躍した作家にしてナチュラリスト。アメリカ最大の自然保護団体、シェラクラブ(あのシェラカップで有名な)の設立者。そんな彼が1868年に行った徒歩旅行の記録だ。日本では幕末から明治初期の頃かな。当時のアメリカはどうだったか。その雰囲気が伝わり、ちょっとゾクゾクする。南北戦争が終わったけど、その陰が色濃く残り、敗残兵がそのままゲリラになったり、盗賊追いはぎのようなことをしてるから夜は出歩けないとか、黒人の生活や待遇など(黒人の家に泊めてもらったりしてる)、そうか自由と民主主義の国も、150年前はこんなだったので、苦労を乗り越えてきてるのね、というのを知ることが出来た。
150年ぐらい前に書かれた本って、あまり読まなし、そんな本ないですよね。僕は1冊だけ読んだことがある。ちょうどこの時代に日本に来たイギリス人の人のもの。当時のイギリスはロンドンから南部の港まで行くのに銃を持った護衛が必要だったとか。マラリアや腸チフスも普通の病気だったとか。
現代は大変な世の中になったというけど、こういった本を読むと安全で安心な世の中だなと思う。これはありがたいことだ。
今年1年間、2週間ごとに1冊、異なる文化、信念、歴史、テクノロジーを学ぶことに主眼を置いた新しい本を読む。 マーク・ザッカーバーグ