冬の大物シーズン。今年はシーズン明けが渋くベテラン連中も苦戦。中盤あたりから僕はコツを掴めて、コンスタントに釣果を上げることに成功し出しました。例年のように決まった場所に魚がいるわけではなく、移動しながら小魚を食べてる。だから、魚のファイトがどこで行われているかを見極めるのが肝でした。
観察眼がモノを言います。ちょっとした変化、海面の異変、そして鳥たちの会話。神経を研ぎ澄ませてその場所を知り、ルアーを流し込む。
逗子のSF(シーカヤックフィッシング)が始まった当初、スズキを釣ることはみんなの大きな目標でした。僕は今でもスズキを釣るのが一番好きです。釣った後、食べるのはもっと好き。本当に美味しい。釣りだけではなく料理の腕も上がったのはスズキのお陰かもしれません。今や、捨てるところはゼロです。食べれない部分は鶏が食べてくれるので。無駄は一切でない、出さない。ありがたいです
南米ホーン岬を二度回った。わかったことは海も山も同じということだ。経験は役に立たず、どちらも失敗に手厳しい。 新谷暁生