ニワトリのヒナってどこで売ってるの?、どうやって手に入れるの?と質問されることがあります。お答えしましょう。
どこで売っているか(手に入るか)というと、「孵卵場から取り寄せる」「ペットショップで買う」「個人から手に入れる」「卵から孵す(かえす)」と言ったところ。それぞれ、一長一短があり、自分に合った場所から手に入れることになります。孵卵場は最も安く、安定的に取り寄せられますが、プロ向けであり1羽2羽には対応してくれません。最低ロット20羽。こうなると1個人での入手は難しく、ネットワークにアクセスできて、共同購入ができるような社交性、組織性がないと難しいです。
ペットショップは1羽から入手可能ですが値段が高く、あくまでもペットとしてしか買えません。今、ペット保護の法律が厳しくなっていて、食べるつもりだと厳しいかもです。
個人のやり取りだと、飼え亡くなった鶏を譲渡という形が多いです。無料のケースが多いのですが、オスが多く(鳴きます)、食べるのも不可というケースがほとんどです。
孵卵場からはこんなケースに入れられて運送会社の営業所留めでやってきます。生き物を輸送してくれる会社はあまりないので、特定のところになります。
今回はY師匠が取りまとめてくれて、46羽のヒヨコが孵卵場から送られてきました。そのうち僕は6羽を分けてもらいもらいました。生まれたてのヒヨコは1−2日は飲み食いしません。その時期を見計らって輸送されます。しかし、この時期のヒヨコは体温調節機能が弱く、大量羽で身を寄せあって身体を保温する術を持っています。ですので、20羽以上でないと送ってくれない、ということになります。
卵から孵す方法は、近いうちに話しましょう(次回はこれにチャレンジします)。
火はその気にさせないと燃えない
新谷暁生