八幡さんが逗子にやってきた。しのさんが焚き火会を主催してくれたので、行ってきた。最近、八幡さんを知らなかったり、「情熱大陸しか見たことがありません」なんて言う若いパドラーも増えた。そんな時僕は「世界で5指に入るシーカヤッカーですよ」と紹介している。
混迷の時代、それは冒険家の時代。自ら道標(みちしるべ)となり、みんなの灯火となってくれるからだ。紡ぎ出される言葉(業界では八幡語と言われる)は、その奥行きまで考えながら聞くと深い。僕は今後4−5年先ぐらいまでの灯火を見た気がした。
絶滅危惧種のシーカヤッカー、10年後に生き残れる人はかなり少ないはず。僕も何とか生き抜くぞと覚悟を決めているのですが、少し道が見えたぞ。勇気をもらった。
しのさんが持ってきてくれたタカノハダイ、八幡さんの手にかかると、この野生児料理。焚き火の上にぽんと置いてそのままま焼き魚。さてどうなるか。なんと美味い美味いと好評の一品料理となったんですよ。あら不思議。あら不思議を連発して、楽しく、そしてイノベーションを起こしていくのが生き残る道かな、なんて考えた夜でした。
魚は頭から腐る ロシアの諺
美味しいは正義だ。 娘ちゃん