最近何人かの方から「コロナはどうなってますか?、今後どうなりますか?」と聞かれました。正直なところ、それは神のみぞ知る、です。僕は予想屋ではないので分かりません。
ただ言えるのは、現在、感染者数は基底値から上昇期に入ったこと、次の波は夏に来ることぐらいです。夏の後ピークアウトして、少なくなりますが、また冬には新しい次の波が来そうかなと。最初から変わらないのは、この感染症はかからないにこした事はないということ。最近わかってきたことは、コロナウイルスは持続感染するようだということ。感染後、長期にわたり体の中から排除できずウイルスが残ってしまうようです。これもかからないで済むならかからないほうがいい理由です。
感染のピーク期以外は、大切な時間として、普段会えない人に会ったり、同窓会をやったり、旅行に行くのもいいでしょう。いつ何時、何が起こるかわからないので、大切な時間、時をしっかり作ることの大切さを知ったと思います。
長期的な視点としては、現在、感染症パンデミックが起こりやすい環境になったようです。環境の変化、自然破壊による動物の生息域の変化、それによって人間との接触機会が増えていること、都市化、人口増加・・。いつ次の新しいパンデミックが来てもいいように準備し、備えること。これを粛々淡々とやっておく。
この4年間のコロナ禍中、多くの感染症を専門とする先生方が勇気を振り絞って前面に出てくれました。しかし、力付き、いなくなってしまった方も多い。全くくだらないのは、誹謗中傷や脅迫などによって心が折れて退出してしまったケース。これは誰得よ?、と思わずにはいられない。誰にとってもマイナス以外の何物でもありません。
しかし、残っている先生方もいて、その中に共通点を見出しました。「戦い方が上手い」。その背景には・・、格闘技や武道経験者、特に剣道を自分のバックボーンにしている先生が見られます。尾身先生、宮坂先生など。宮坂先生に至っては剣道8段です。そして「負けなければいいんだよ」と。その心は、ある古典の兵法の本に行き着くと思います。恐らく、剣道をやられる方の多くがその本を読んでいると思います。
兵は詭道なり 孫子
彼を知り己を知れば百戦危うからず 孫子