
昨年の海での1年間の活動集計をしました。シーカヤック出撃102回、サーフカヤック34回、合計136回。例年よりサーフの回数がグッと減りました。三分の一ぐらいかな。いつもは100Roundは出てましたので。
で、シーカヤッキングのうち、釣りで出たのが77回、そのうちボーズの日は20回。ボーズ率26%、4回出たら1回はボーズみたいな確率。でも、一回で30匹以上釣ってる日も3回あるので、一概に26%もとは言えないかな。印象ではもっと少ないと感じてた。
釣れた魚種は、キス26匹、ヒイラギ4、メゴチ7、鯖219、鰆1、わかし42、メジマグロ1、かます1、ソーダガツオ21、フグ1、かんぱち2、イナダ2、シイラ50、合計380匹。
相模湾の豊かさを感じずにはいられません。ある一人のカヤッカーが年間380匹もの魚を釣って、全てお腹に入れる。魚から栄養と生きるパワーをもらいまた魚を釣る。なんて素晴らしい循環なんだ。
一つ言えるのは、「シカトロ」のスゴさ、持っている可能性や力だな。このアクティビティーを発明したT師匠、そして発展に尽くした波男さん、このお二人へのリスペクト、感謝を忘れてはいけないでしょう。
同時に今後の課題もあります。シカトロに挑戦しても、最初は釣れるけど、そのうち釣れなくなるという声を聞きます。コンスタントに釣果をあげ続けているのは「逗子カヌークラブシカトロ部」だけになりがち。理由はノウハウや情報の蓄積が我々に集中してしまってることと考えます。よく釣れる方法を外部に上手に伝えていき、多くのカヤッカーにたくさん魚を釣ってもらう、これも大切なテーマでしょう。さあ、今年もカヤックと海を楽しみましょうね。
イノベーションのカジュアル化が進んでいる 孫泰蔵