この素案を書いた人って相当な素人さんかまたは行政が責任を負わないように
空想的なイメージ企画にしているとしか見えません。
普通なら現状分析して多く二酸化炭素を排出している産業や家庭、行政機関などに協力を求める形で計画を出して貰い順次減らしていく行程表にします。
例えば、自動車・電力などの二酸化炭素排出量を減らす目標と実際の手法などの開発日程を含めて作り込んでいかないと将来像に近づけません。
旧民主党政権化なら見える形で行程表になったのでしょう。
最大の問題はこの成り行きでのお話では日本では既に限界かと思われます。
ゼロエミッション(ゴミ)と同様に嘘で固めてこんなに高い数字になりましたみたいなのはもう駄目です。
現実的に減らすとか、さもなければ減らす数値目標とかで現実味を持たせた方が無難です。
地球からの放熱は桁違いにあり、むしろ熱を溜め込んでいるのは都市空間や太陽光からエネルギーにして蓄積した産物のような従来の地球規模のエネルギーの出入りにはなかった要素の方です。
それに正確な温度上昇なのかも精密に出入りを積算しないと温暖化の要因のほかに反対にそれを阻止する要因もありその結果としての異常気象ですから。
専門家から具体的な知見を得て具体的に何が効果的なのかも考えるべきです。
なので具体的に計画しないと幾ら異常気象だからとか言ったとしてもそのメカニズムの解析と海面温度上昇の理由など事細かに分析して答えに近づかないと
下手なスローガンで見せかけの削減をうたっても減らないでしょう。
現にトヨタの件にしても従来の既得権益の事も有りますから。
相当調整が必要なのにそれもせずに一方的に事を進められると思うなら素人です。
それで思うのは行政に責任を負わない絵空事の計画で失敗するのを知っていても平然と協力して貰えなかったという弁解を考えた責任回避なのでしょう。
環境の経験からするとどうしても反対する人は出て来ます。
そして必ず自分勝手なトランプ氏のような事をします。
それで結果として代替で外されればまだ良いのですがたいていその既得権の大きさは政治規模でポピュリズム的に反対やデモになってしまいます。
そう想定すると基本的に大袈裟な話は止めて現実的な話をしていくのが良いのです。
>小泉進次郎環境相による企業などからのヒアリングも行い、6月ごろには議論の内容をまとめて政府の経済財政運営の指針「骨太方針」に反映させる。
本来は先に調整してから素案にして反対されないような物を提示していくのが
行政として基礎なんですけどね。
出来もしない話を先にしてトップダウンなんて独裁国家のする事でしょう。
まして専門家でも温暖化やその緒原因、それに対策は割れると思います。
専門家に話を聞いていれば他国の宣言に釣られることなく、せめても日本にとっての温暖化防止、省エネ、防災などの対策等に総合的な見地から調整しないと北海道のブラックアウト(停電)のような事になります。