科学的に漏洩したものでない話をしないとあまり意味をなさないのでしょう。
漏洩しない仕組みとか装置・施設を説明しなければ単に漏洩したしないの話でしかないのでは?
また市場についても何も無い撤去された状況での視察で何が分かるのか疑問です。
中国側にしても研究所からの漏洩を否定しても市場での発生や感染が証明されたのでない限り感染拡大が他国からすれば問題視されます。
問題はウイルス研究所の近くで起きていながら初動の遅れが感染拡大に至らしめていますから。
それに判明した時点で海外渡航を止めていればある程度で済んだ筈です。
WHOの当時の指導や中国との関係で拡散されるのを防げなかった印象は拭えません。
WHOにとって今回の視察がどんな意味を成すのか問われます。
中国側にして見ればウイルス研究所からの漏洩否定だけでも印象の改善になったのかと思います。
中国寄りの見解でないのを証明するのが難しいでしょうね。
子供じみた中国の責任論とかでなく、せめても初動の対策の間違いくらい指摘しないとWHOの存在意義が問われます。
最低でも今後のWHOの人事等で中国寄りの立場になりがちな開発途上国出身の事務局長の人選は慎重さが求められます。