今日の世界観だとグローバル化やデジタル化も一つの流れでは有ります。
一方でアメリかやイギリスに見る自国優先の動きがない訳でも有りません。
ところで与党の失点の大きな原因は
・新型コロナウイルスの自粛要請と経済不況
・ワクチンの遅れの心配
・閉塞感などによる自殺問題
・自粛破りの夜の銀座外出での離党、辞任
・総務省 東北新社問題
・元農水相収賄容疑
・2019年参院選広島選挙区での巨額買収事件
・菅首相、マスクせずステーキ会食
・「桜を見る会」問題
・原発処理水
・核廃棄ゴミ問題
・学術会議 任命拒否問題
・統合型リゾート(IR)をめぐる汚職事件
といろいろ有るのですが、それらについて回るのはスクープ取りなのです。
つまりはSNSを通じた情報ではなくどこかの週刊誌や機関紙、それに地検がそれを調べています。
つまり、かなり注意しないとネタにされたり、攻撃されたり、裁かれたりします。
湿原同様に基本的な緊張感の薄さが問題なのも有ります。
以前なら支持率が下がると危険信号でした。
しかし、それは昔テレビを皆見ていて意見が一致するときの話です。
愛知県知事のリコール運動のような胡散臭い話に成り兼ねません。
ネットで盛り上がるのと実社会で否定的になるのとは違う場合も有ります。
騒いでいるだけでは本当の動きに成り難いのです。
現実的な話だと菅降ろしには次の有力候補が決まらないと捗りません。
それに野党が記事の後追いをしているようでは大体に成りえません。
本質的な政治論議や政策のぶつかり合いに成らずに質疑答弁で
答えすら満足に得られずに中断したりします。
筆記を止めて国会対策の議員が相談するのでは流石に呆れます。
その程度の答弁書を書いている官僚だから忖度で世間が見えず、
さらなる問題を起こした事例も有ります。
それで言えば今の新聞やテレビのお飾りの解説者ではなかなか世の中は賛同しない。
簡単に言えば、政治家と話したとしても白熱した議論で説得するような人物は稀だ。
むしろ、誰もが発信できる時代でほとんどが玉石混淆の石です。
なぜそうなるのかと言えば自分もそうだが暇な時にしか書き込めない。
まして事細かに調査したり、それなりに用意するとさらに時間が掛かる。
忙しい優秀な人はそんな時間はないのだ。
すると暇で文句を言いたい人の意見でほとんどが埋まります。
直感的な話か、聞いた事を自分の言葉にするか程度で実体験が書ければいい方です。
まして依頼もされていない専門家の意見とか稀で、下手すると内規に引っ掛かりますから。
それで社会が動くというジャスミン革命 のようなのを夢見てしまうのは現実も理解していないかと思います。
基本友達同士で政治の話なんて宗教の話の次に縁遠いでしょうに。
フェイスブック等で影響力のある有名人が先頭を切って動くのについていく人がどのくらいいますか?
蓮舫さんですら、約52万でユーチューバーのKAZUYAさんの約70万に勝てません。
橋下徹さんは約264万ですが、彼がムーブを起こせばまだ違うのでしょうけど。
結論として政治に問題は多々あれど、大体に期待できない、かつムーブに繋がる組織、ネットワークがない、そして何よりもコロナでは集まれない。
仮に今の政権が危ないとすればオリンピック開催中止で不満が溜まり爆発して、常識的な人達までがここは変えないと指摘し出すと俗に持たないと言う
レイムダックに成ります。
むしろ今の最大の異常事態は官僚の人事権を政権が握った事にあると思っていました。
それは忖度にも表れる通り、各省の予算や利権に絡む話ですから。