確かに「理想論」ではあるものの現実的には政権へのカウンター・パートナーでもあるのでしょう。
政権は政治的に立法・予算などを決定していますが、実際の官庁が動いても国民の反応まで確実な形になりません。
仮にその代表的な消費者団体などの顔色伺いするくらいならマスコミの反応で代用しても国民の意見=世論がきちんと形成されるならそれで回っています。
だから、今回のPCR検査とかもそうですが、国民サイドの希望も代弁する事になります。
それで結果から言えば国や地方自治体が動く前に民間が増えてしまったのですよね。
それで問題は減っています。
むしろ、本質的な問題は情報番組を見ないような会社帰りに飲酒に立ち寄るような人達です。
また、政府などが止めているのにバーベキューをしたような人達でしょう。
また、完全悪では無いものの gotoキャンペーンは感染に影響した面もあり、その辺りの失策もこのようなワイドショー系の番組のターゲットにされますよね。
キャッチボールしている訳でもありませんが、政権とマスコミ、特にワイドショー系の番組の間にカウンター的な形があってその一方として理想論でも政権批判して耐え得るから政権の意味が有るのかと思います。
中国のように一方的な政治だと余程の批判やデモでもないと国民を意識した政治にならないのでしょう。
理想論を述べても相手にされる訳でなく、単に国民の溜飲を下げるような形です。
それと現実野党も変わりない存在でマスコミの受売りをして与党のゴジップを叩くとかしています。
視聴者には選択の権利があり、嫌なら他にチャンネルを回すのでしょう。
それが視聴率で奇しくも証明されているのです。
更に複雑なのはテレビは所詮テレビ程度の作り物と言うのが、ここへ来て信頼してしまう人が増えてしまったのも日本的な事柄です。
他国ではマスコミも信用されないようです。
不安が強い新型コロナでより信頼できるものを探すからこうなるのでしょうね。
ざっくりとでも減らしたり、国民意見の総意だったりするならワイドショー系の効果もそれで黙認なのかと思います。
精度を上げる必要はあるし、煽らないでも冷静に推し進めても良いのに視聴率や他局との差別化でこうなっているのかと思うだけです。
視聴者も必要なところだけ記憶して、要らない存在は消去するのでしょうから玉川氏は視聴者の記憶の外でしょうね。
いろんな批判はあるものの、結局理想論で推し進めた結果に異論はあっても現実がそうなっている時点で官庁も反省する所は反省しないと更に古い体質改善を求められてしまいます。
見ている人はそれなりに評価していますから、どの雑誌が政治のゴシップをより正確にしかもきちんと裏付けして発信しているのか気にしています。
テレビでも同様です。
それよりもネット記事で取材もしないで一方的に主観とネットの反応でくだらない記事を書く人達をどうにかしないとそちらの方が問題なのです。