名前すら知らない5人を任命拒否 続く首相の迷走 自民からも「言うほど墓穴掘る」

名前すら知らない5人を任命拒否　続く首相の迷走　自民からも「言うほど墓穴掘る」 - 毎日新聞

　衆参の予算委員会は6日、計4日間の日程を終えた。野党は菅義偉首相との初の本格的な国会論戦に、日本学術会議の任命拒否問題を主要テーマに据えて挑んだが、首相は質問が核心に迫ると「人事に関することなのでお答えは差し控える」を連発。新たな答弁には矛盾もあり、「なぜ6人が外されたか」の理由は示されぬままで、

名前すら知らない5人を任命拒否　続く首相の迷走　自民からも「言うほど墓穴掘る」 - 毎日新聞

むしろ、答えは出たのではないかと見透かしてしまいます。

杉田副長官から聞いたのでしょうから。

政治家が判断したのではないなら、国会で決めるとしても官僚の判断を覆すだけの説明が国会側に要るのでしょうね。

下手すると日本学術会議vs官僚の話になって官僚は日本学術会議の諮問を必要としないとなるのかと読み取れます。

確かに墓穴を掘ったとも言えますが、実情があからさまになっただけの話です。

学問の自由は保障されても、日本学術会議の尊厳までは意識されないのでしょう。

問題は国民に周知されるような組織にならないと改革の対象にされても仕方ないのです。

現実問題としてのコロナウイルス対策や経済対策、それにアメリカ大統領選挙など世間の関心事とはかけ離れた野党の質問で幾ら日本学術会議の任命拒否を官僚がしたと知れたところで国民の多くはそうなのか？で終わります。

官僚にそんな権限はないと法律上で頑張っても拒否しているのが原稿を書いているのですから。

結局、野党も官僚に質問指示などをしないでまともに自分達の調査能力と学者の力を借りてでも論理展開して打破しないとおそらくトランプ大統領の比でない無茶苦茶さですから。

法律でもダメなのにやっている以上、超法規的な話ですから。

司法に頼んで守って貰えたらまだ良いのでしょうけど。

それすら、最高裁でどうなるのか聞いた方が早いのでしょう。

学問の自由は学問が出来れば良いのか、それともその尊厳まで保障されるのか憲法解釈して貰うとおそらく研究を阻害されなければ尊厳までは及ばないのです。

日本学術会議の費用対効果を国民が審査出来るような形の諮問まで成立して効果を発揮しないと行革の対象にされるのも仕方ないのかと思うのですけど、他の人達がどう考えるのか気になります。