「円の実力」は過去最低 64カ国・地域で最大の下落(毎日新聞)
円の実力低下は複数の要因が重なって起きている。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは主な背景について、①米欧の中央銀行による急ピッチの利上げで生じた外貨高圧力②円安圧力③日本を上回る海外の物価上昇――の三つを指摘する。
円安圧力については「企業の生産拠点の海外移転や化石燃料頼みの経済構造などで、日本は(円安要因となる)貿易赤字が定着しやすい状況。成長力が低く、日銀による利上げ余地も限定的で海外との金利差が開きやすい」と説明。円の実力を高めるには、「いかに経済構造を転換できるかが問われる」と指摘する。
日米金利差をなくせるようにするしかない。
それで問題なのは日銀が明確な答えを先送りしている事では?
日本か経済構造を転換するにしても自給率アップやエネルギー資源を変えるような話です。
またはこの際海外投資税か、または国内投資優遇でしょうか?
輸入体質を変える為に何が出来るか考えるのは企業よりも国の方かと思われます。
その為に何が出来るのか真剣に悩まないと帰って来ませんから。
この前も書いた通り、言うなら動かすだけの折衝をしないでいては無理かと思います。
特に経済安全保障で問題になる品物は直ぐにでも国産化の指示を出すくらいでないと。