洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

すっごく!と強調する時に使えるway

2016年05月04日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

今回は、以前、goodを使った表現を紹介した小説Crenshaw (KATHERRINE APPLEGATE著)より

「道」や「方法」以外のwayを使った表現をご紹介します♪

 

主人公Jacksonの妹Robinが眠る前に彼女のお気に入りの本を読んであげようとしていたお父さんが

Robinの部屋の前を通って、自分の部屋に戻ろうとしていたJacksonに

"Hey, stick around, dude," said my dad. 「もうちょっとだけここにいなよ」と呼びかけます。

※Hey もdudeも呼びかけみたいなものです。

※dudeは男の子や男性同士がよく呼びかけに使います。

そして、

"I'll read A Hole Is To Dig. Assuming we can find it, that is."

「今からA Hole Is To Digを読むよ。(その本が)見つけられたら、だけどね」と言って誘います。

 

するとJacksonは、、、

"I'm way too old for that book," I said, even though it was the first thing I'd put in my keepsakes bag.

「もうその本は僕には幼稚過ぎるよ」と断ります。

even thoughから後は、

家の事情で引っ越すことになっていたJacksonの両親が引っ越しの前に荷物を減らしつつお金を稼ぐために行うことにしていた

ヤードセール(庭で行うガレージセールのようなもの)に出さずに取っておきたいものを入れる袋(keepsakes bag)に

Jacksonがその本を一番に入れようと考えていたことが分かる文章が書かれています。

それにもかかわらず(←even though)、『その本を読むには僕はすごく年を取りすぎているよ!』(注:直訳調です)

と言って、ほんとはその本のこと、すごく気に入っているのにそれを出さないところが、なかなか憎らしいですね。

 

 

☆今回のオススメ☆

Jacksonの言葉にあった、I'm way too old for that book.

 

緑で色付けした部分のwayです。

wayと聞いて一番に思い出して頂きたいのは、「道」もしくは「方法」という意味です。

ですが、このway(形容詞・副詞を強調して「すごく」という意味で使われます)も密かによく使われます。

 

が、その前に、形容詞もしくは副詞の前について「~すぎる」となるtoo~の使い方もオススメですので

まずはその活用から~

 

「熱すぎる」はIt's too hot.

「寒すぎる」はIt's too cold.

「良すぎる」はIt's too good.

「清潔すぎる」はIt's too clean.

「長すぎる」はIt's too long.

「そのズボンは長すぎる」は

The pants are too long.

「そのネクタイは短すぎる」は

The tie is too short.

「そのスープは辛すぎる」は

The soup is too spicy.

「その車は大きすぎる」は

The car is too big.

「彼はゆっくり歩きすぎる」は

He walks too slowly.

「その電車は進むスピードが速すぎる」は

The train goes too fast.

 

頑張って働きすぎている人には

"Don't work too hard." (頑張りすぎちゃダメですよ)

 

などなど、使い方は形容詞、副詞の前にtooと一言加えるだけです。

色々活用できます♪

 

強調のwayはそのtooの前に付けるだけです。

 

It's way too difficult. で「それはすごく難しすぎる」

It's way too expensive.で「それはすごく高すぎる」

It's way too small. で「すごく小さすぎる」

さらに【誰にとって】【何をするのが】を加えるには

後ろにfor 人 to 動詞の原形を続けます。

例えば、

It's way too heavy for her to carry。

「彼女には運ぶには重たすぎます。」つまり→ 「彼女にはそれはすごく重たすぎて運べない。」となります。

強調のwayを外したら

It's too hot for him to drink.

「彼にはそれは熱すぎて飲めない」という意味になります。

 

他にも色々活用できますが、続きはまた次回♪

 

コメント
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