洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

KEEP PRACTISING! ~1001 little wellbeing miracles by Esme Floydより~

2018年03月15日 | 英語表現

またまた久しぶりの更新になってしまいましたが、今回は当ブログでおなじみ、
毎日の生活、そして、人生をより良いものにするための、1001の秘訣が書かれている、
1001 little wellbeing miracles by ESME FLOYDより、
使える英語表現、そして、英語学習に役に立つコツをご紹介します。

さっそく、引用から♪


685. KEEP PRACTISING

Meditation is a skill and, like any other skill, parctise makes perfect. Don't expect to be able to do it straight away, but practise regularly and soon it will be second nature.  ※ practise=practice(米語)


今回のコツは、身体の不調を針治療やマッサージなどで治す方法が紹介されている
ALTERNATIVE THERAPIESのmeditation(瞑想)についての項目にありました。
そのため、どのようにしたら上手く瞑想できるようになるかという観点から書かれている文章なのですが、
このコツ、本文にもあるように、他のスキルの習得にも通じることが書かれていると思います。

内容を少しずつ見ていきます。※訳は私の意訳です。

Meditation is a skill and, like any other skill, parctise makes perfect.
【Meditation(メディテーション:瞑想)は、技術です。そして、その技術は他の技術と同じように、練習すれば上達します。】

Don't expect to be able to do it straight away,
【すぐにできるようになると思わないで、】

but practise regularly and soon it will be second nature.
【定期的に練習すること、そうすれば、それはじきにsecond natureになります。】


second natureとは??

生まれて、元々備わっているものを「天性」といいますが、
“nature”には【自然】という意味だけではなく、「天性」に似た意味もあります。

second natureは、生まれた後に培ったもの、【第二の天性】という意味です。

最後の文、この意味を踏まえてもう一度見てみます。


but practise regularly and soon it will be second nature.

【坦々と練習を積めば、やがて自然にできるようになります。】



最近の傾向か、英語がすぐに簡単に上達する方法はないか?と聞かれることが時々ありますが、
語学の上達もこの瞑想のコツに書かれていることと、同じ、
何の努力もなしに”ただ○○するだけ”で気が付いたらある日突然できるようになるなどという
夢のような話はありません。


上達するためには、

Practice makes perfect!

ただ、練習あるのみ!です。


だけど、ただ何でもいいから練習すればいいというものでもありません。

今回取り上げた文章は、歯切れのよい文章で構成されている本の特性から、
瞑想の具体的な練習法についてまでは書かれていませんが、
上手に出来るようになるまでには、心の持ちようとか、
更なる細かいコツが色々あると思います。


語学も、一言に練習と言っても、何をどのように練習していくか、ということもとても重要です。
それについてはまた今後少しずつ触れたいと思いますが、
最近よく思うことは、語学において、悪い意味でのせっかちは敵です。

急がばまわれ!

知らない単語に出会ったら推測力を磨くチャンスです。
じっくり、前後を観察して、文の流れと自分の一般常識と照らし合わせて意味を推測する練習をしながら
読む練習を積み重ねていけば、そのうち、意味の推測が少しずつ合うようになります。

かといって、その方法ばかり試して、まったく辞書を引かない、というのも、
語彙力を増やす機会を逃してしまいますので、もったいないです。

以前、洋書の読み方を紹介した際に、辞書を捨てる!と書きましたが、
その真意は“辞書に頼る心”を捨てる!ということです。

辞書は使いよう!

頼り過ぎはよくありませんが、頼らなすぎもよくありません!

前後をよく観察して、文脈で意味を想像して、それでも『これ!』と具体的な意味がはっきり見えない、
だけど、話の筋で大事そうな単語(何度も重要そうな所で繰り返し登場している単語)は、
十分に観察した後のそのタイミングで辞書を引くと、その意味がより記憶に残りやすくなります。


もし、その単語にいくつかの意味が書かれていたとしても、
しっかり前後を観察して大体の意味を予測しようと試みた後であれば、
単語だけピックアップして調べた時と違い、
辞書に載っている意味のうちの、どの意味で使われているのかもより分かりやすくなります。



何事も Practice makes perfect.

日々坦々とが大事です。




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