みなさん、こんにちは!
今回は、当ブログでお馴染み雑誌Reader's Digestより、うっかり勘違い?!なジョークをご紹介します。
さっそく引用、その前に、少し予習を
今回のジョークの登場人物は、このジョークの投稿者であるHEIDIさんのbrother-in-law とhis sister 、そして、brother-in-law の宗教の指導者であるpastor(読み方:パスター=牧師さん)の3人です。
※ brother- in-law とは、法律(law)上での兄弟ということで、義理の兄(もしくは弟)を表します。
今回紹介するお話は、そのbrother-in-lawさんがどんな人かという説明から入ります。
それが、こちら→ My BROTHER-IN-LAW was a lay minister.
minister には「大臣」という意味がありますが、今回は、a trained religious leader= a priest in some Christian churches =pastorという意味で使われています。
※a lay ministerとは??
layは動詞で「横たえる」という意味がありますが、今回は、名詞ministerの前に置かれていますので、形容詞として使われています。形容詞のlayには、not in a official position in the Church、not having expert knowledge or professional qualifications in a particular subject、つまり、「本職でない」「素人の」という意味があります。
ということは、この義理のお兄さんは、「本職ではない牧師さん」つまり、別の仕事をしつつも、牧師さんとしてもある程度活動している人という感じでしょうか。
前置きが長くなりましたが、ここからが今回ご紹介するジョークです♪ここまでお伝えしたことを念頭に、まずは辞書なしでお読みください。
My BROTHER-IN-LAW was a lay minister, so when his sister wanted a small, casual wedding, she asked him to officiate. He had never performed a marriage ceremony before, so he decided to ask his pastor for advice.
"My sister has asked me to marry her," he began, "and I'm not sure what to do."
The minister answered, "Try telling her you just want to be friends."
-HEIDI MORTON-
さて、いかがでしょう?
牧師さんを表す言葉が3回出てきますので、ちょっとややこしいですが、his pastorと最後のthe ministerは同じ人を指しています。
そして、今回のオチ(the punch line)は、その本職の牧師さんが言った"Try telling her you just want to be friends."です。
小さい、カジュアルな結婚式を行いたいと考えた妹さんが、本職ではないけれど、牧師としても活動していたお兄さん(投稿者の人からしたらbrother-in-lawにあたる人)に、
彼女の結婚をofficiateしてほしいと頼みます。officiate ??となりそうですが、official (オフィシャル)の動詞形で、それを正式なものにするというようなイメージで「式を執り行う」という意味です。
これまで結婚式を執り行ったことがなかったお兄さん、どうすればいいかを彼の指導者であるhis pastorに聞きに行きます。その時、彼がhis pastorに言った言葉が"My sister has asked me to marry her, and I'm not sure what to do."です。
”marry 人”とくれば一番覚えて置きたい意味は、「~と結婚する」です。注意:「~と」だからwith と加えたくなりますが、marryは単独で「~と結婚する」という意味を持っています。したがって、相手はmarryのすぐ後に続けます。
ですが、今回、流れとしては、結婚式を執り行ってほしいとの依頼でしたから、「彼女と結婚してほしい」ととると少し話がおかしくなります。
ということは、もしや、”marry 人"には、もう一つ、「~を結婚させる」という意味があるのか??と予想ができますね。
果たして、marryには、to become the husband or wife of someone のほかに、to perform a ceremony in which a man and woman become husband and wifeという意味があります。(オックスフォード現代英英辞典参照)
相談を受けた牧師さんが言った言葉は、、、
"Try telling her you just want to be friends." (友達でいたいと伝えなさい)
なんと!!
どうやら、とんだmarryの解釈違い
牧師さんは、この男性が自分の妹に結婚を申し込まれたと受け取ってしまったようです。
I'm not sure what to do.(どうすればいいか分からないんです)と言われたのが、勘違いに拍車をかけたのかもしれませんね。
☆今回のお勧め表現☆
● marry 人 基本の意味で、「~と結婚する」
有名な一言英会話フレーズ
Will you marry me? (私と結婚してくれませんか)の型で覚えて置くと便利です。
● get married という形になった時は、toをつけて、「~と結婚する」
例:She got married to him.
● be married to someone 「(someone)と結婚している」
例:He is married to her. (彼は彼女と結婚している)
He is married.で、「彼は結婚しています」という意味になります。
反対語は、He is single. 「彼は独身です」
オチに関わったのが、marryのもう一つの意味だったということで、牧師さんもびっくりな展開でした。
一般的には”marry 人”とくれば、「~と結婚する」と解釈することが多いので、牧師さんの勘違いも納得ですが、このジョークの面白さを理解するための単語の意味は文脈が大事だなということがよくわかるジョークだと思います。
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洋書や記事を使ってレッスンを行っています。英会話教室 English and Beyond のホームページはこちら→ English and Beyond スカイプレッスンも行っています♪ 体験レッスン受付中☆ 詳しくはお問合せ下さい。
今回は、当ブログでお馴染み雑誌Reader's Digestより、うっかり勘違い?!なジョークをご紹介します。
さっそく引用、その前に、少し予習を
今回のジョークの登場人物は、このジョークの投稿者であるHEIDIさんのbrother-in-law とhis sister 、そして、brother-in-law の宗教の指導者であるpastor(読み方:パスター=牧師さん)の3人です。
※ brother- in-law とは、法律(law)上での兄弟ということで、義理の兄(もしくは弟)を表します。
今回紹介するお話は、そのbrother-in-lawさんがどんな人かという説明から入ります。
それが、こちら→ My BROTHER-IN-LAW was a lay minister.
minister には「大臣」という意味がありますが、今回は、a trained religious leader= a priest in some Christian churches =pastorという意味で使われています。
※a lay ministerとは??
layは動詞で「横たえる」という意味がありますが、今回は、名詞ministerの前に置かれていますので、形容詞として使われています。形容詞のlayには、not in a official position in the Church、not having expert knowledge or professional qualifications in a particular subject、つまり、「本職でない」「素人の」という意味があります。
ということは、この義理のお兄さんは、「本職ではない牧師さん」つまり、別の仕事をしつつも、牧師さんとしてもある程度活動している人という感じでしょうか。
前置きが長くなりましたが、ここからが今回ご紹介するジョークです♪ここまでお伝えしたことを念頭に、まずは辞書なしでお読みください。
My BROTHER-IN-LAW was a lay minister, so when his sister wanted a small, casual wedding, she asked him to officiate. He had never performed a marriage ceremony before, so he decided to ask his pastor for advice.
"My sister has asked me to marry her," he began, "and I'm not sure what to do."
The minister answered, "Try telling her you just want to be friends."
-HEIDI MORTON-
さて、いかがでしょう?
牧師さんを表す言葉が3回出てきますので、ちょっとややこしいですが、his pastorと最後のthe ministerは同じ人を指しています。
そして、今回のオチ(the punch line)は、その本職の牧師さんが言った"Try telling her you just want to be friends."です。
小さい、カジュアルな結婚式を行いたいと考えた妹さんが、本職ではないけれど、牧師としても活動していたお兄さん(投稿者の人からしたらbrother-in-lawにあたる人)に、
彼女の結婚をofficiateしてほしいと頼みます。officiate ??となりそうですが、official (オフィシャル)の動詞形で、それを正式なものにするというようなイメージで「式を執り行う」という意味です。
これまで結婚式を執り行ったことがなかったお兄さん、どうすればいいかを彼の指導者であるhis pastorに聞きに行きます。その時、彼がhis pastorに言った言葉が"My sister has asked me to marry her, and I'm not sure what to do."です。
”marry 人”とくれば一番覚えて置きたい意味は、「~と結婚する」です。注意:「~と」だからwith と加えたくなりますが、marryは単独で「~と結婚する」という意味を持っています。したがって、相手はmarryのすぐ後に続けます。
ですが、今回、流れとしては、結婚式を執り行ってほしいとの依頼でしたから、「彼女と結婚してほしい」ととると少し話がおかしくなります。
ということは、もしや、”marry 人"には、もう一つ、「~を結婚させる」という意味があるのか??と予想ができますね。
果たして、marryには、to become the husband or wife of someone のほかに、to perform a ceremony in which a man and woman become husband and wifeという意味があります。(オックスフォード現代英英辞典参照)
相談を受けた牧師さんが言った言葉は、、、
"Try telling her you just want to be friends." (友達でいたいと伝えなさい)
なんと!!
どうやら、とんだmarryの解釈違い
牧師さんは、この男性が自分の妹に結婚を申し込まれたと受け取ってしまったようです。
I'm not sure what to do.(どうすればいいか分からないんです)と言われたのが、勘違いに拍車をかけたのかもしれませんね。
☆今回のお勧め表現☆
● marry 人 基本の意味で、「~と結婚する」
有名な一言英会話フレーズ
Will you marry me? (私と結婚してくれませんか)の型で覚えて置くと便利です。
● get married という形になった時は、toをつけて、「~と結婚する」
例:She got married to him.
● be married to someone 「(someone)と結婚している」
例:He is married to her. (彼は彼女と結婚している)
He is married.で、「彼は結婚しています」という意味になります。
反対語は、He is single. 「彼は独身です」
オチに関わったのが、marryのもう一つの意味だったということで、牧師さんもびっくりな展開でした。
一般的には”marry 人”とくれば、「~と結婚する」と解釈することが多いので、牧師さんの勘違いも納得ですが、このジョークの面白さを理解するための単語の意味は文脈が大事だなということがよくわかるジョークだと思います。
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