洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

「迎えに行く(くる)」を表す英語

2015年02月08日 | 英語表現
最近よくテキストとして使用している洋書
バージンメガストアの創始者Richard Branson氏の成功哲学本、SCREW IT, LET'S DO IT
より「迎えに行く(くる)」の英語表現をご紹介します。


後に彼の奥さんになる、一度別れた恋人のJoanを連れて島巡りに出かけた先でのシーンより

Joan and I flew to the British Virgin Islands.
We were treated like royalty. A big car met us
at the airport and took us to a villa.


過去の出来事の描写ですのですべて過去形で書かれています。


flew の原形は fly 「飛ぶ」です。
これがtoと組み合わさって
fly to 場所
の表現になると、~へ飛んで行く、つまり、
~へ飛行機で行く、となります。

この場面でRichardは気に入った島があったら購入しますという提案を持って出かけていました。2つ目の文はそのことが関わっています。


treatはここでは「扱う」という意味で使われています。royaltyは「王族」を表します。
受動態の文ですから、
訳すと「私たちは王族のように扱われた」
上手くいけば島を購入してくれるお客さん、
そのようなお客さんへの扱いですから
不動産屋さんも力が入ります。
ちなみに『見込みのお客さん』は
a prospective customer や
a potential customerといいます。


そしていよいよ「迎えに行く(くる)」の
表現です。
A big car met us at the airport

「迎えに行く(くる)」はmeetを使って表すことができます。

ここではこの車がリチャードたちを迎える側ですので
「大きな車が空港で私たちを出迎えてくれた」
というような意味になります。
主語によって迎えに行くとなるのか
迎えに来るとなるのかを使い分けます。

「駅まで迎えに行くよ」は
I will meet you at the station.
「彼女が空港まで迎えに来てくれた」は
She met me at the airport.


本文の続き、
and took us to a villa.

『take 人 to 場所』で『人を~に連れて行く』という意味ですので、訳すと
「そして私たちを別荘へ連れて行ってくれた」


「take 人 to 場所」を活用すると
「駅まで連れて行ってあげるよ」
I will take you to the station.
など表現の幅が広がります。







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