前回のTake me out to the ball gameより
今回はroot for~ (~を応援する)の表現をご紹介します。
実はこの歌、この前にも歌詞があるのですが、
そこは割愛させていただいて、
もっとも有名なさびの部分の歌詞から♪
Take me out to the ball game,
(私を野球に連れてって)※この歌の設定では彼女が彼氏に向かってリクエストしています。
Take me out with the crowd;
(観客席に連れてって)
※crowdとは大勢の人のことを表します。the crowd で『観客』という意味になります。
Buy me some peanuts and Cracker Jack,
(ピーナッツとクラッカージャックを買ってね)
※“buy 人 物” で「人に物を買う」という表現です。
クラッカージャックとはキャラメルでコーティングされたポップコーンと
ピーナッツが入ったアメリカに昔からあるお菓子です。
詳しくはこちら
http://allabout.co.jp/gm/gc/404147/
I don't care if I never get back.
(帰れなくても構わないわ)
※careは「気にする」という意味です。
“I don't care if 主語+動詞”で「主語が動詞でも構わない、気にしない」となります。
同じ「気にする」でもmindとは違って『関心をもつ、かまう』というニュアンスです。
I don't mind.と言えば、「大丈夫ですよ」「どうぞ」というような感じですが、
I don't care. と言うと、「どうでもいいよ」「構わないよ」というような感じになります。
Let me root, root, root for the home team,
(地元のチームを応援させてね)
※今回のテーマ「~を応援する」の表現です。
root for ~と言います。
ここでは "let 人 動詞の原形" で「人に~させる」という構文と合わせて使われています。
ところで、このletはすぐ後ろにくる人がしたいと思っていることをさせてあげるニュアンスを持っています。
ここではmeがroot for the home teamしたいと思っています。
If they don't win, it's a shame.
(もし彼らが勝たなかったら、残念だわ)
For it's one, two, three strikes, you're out,
(1,2,3ストライクでアウト)
At the old ball game.
(昔の野球の試合のスタイルで)
・・・・・・・
How Starbucks Saved My Life(Michael Gates Gill著)の中にも
root for が使われている表現がありました。
Over the last decades I have rooted for the Yanks, and he for the Red Sox.
And the Yanks have won ー every year. But since it's my sixtieth birthday this year,
and he gave me this Red Sox hat, I promised him I would half root for the Sox.
(この何十年私はヤンキーズを、彼はレッドソックスを応援してきた。
ヤンキーズが勝利していた、毎年。でも、今年で私は60歳になり、
彼が私にこのレッドソックスの帽子をくれたので、私は彼に半分だけレッドソックスを応援すると約束した)
野球ファンの方は特に覚えておかれるといい表現かもしれませんね(^-^)
ですが、、、、
root for を知らなくても心配することはありません!
~例えばレッドソックスのファンであることを伝える場合~
likeを使って
I like the Red Sox.
I want the Red Sox to win the game.
I hope the Red Sox will win the game.
I am a Red Sox fan.
など色々な表現を使って好き!勝ってほしい!という気持ちが伝えられたら
完璧です♪