高橋選手の銅メダルはオリンピックフィギュアスケート男子では初めての快挙！なことでした。はじめてオリンピックフィギュアスケート男子日本代表選手となられた老松一吉氏は９位の成績。老松先生は昔福岡スポーツ一センターで指導されていましたが、私も教えて頂いたことがあります。プロのインストラクターとして後進の指導をお手伝いしながら教わったことは、「フィギュアスケートは氷上芸術でスポーツの範囲を超えています。アメリカやヨーロッパではフィギュアスケーターはドクター並みに高い評価をされます」と云われていました。
アメリカではアイスショーの人気は高く、金メダリストになれば、ギァラが一回につき３００万以上、ですから選手は金メダルにこだわりがあります。
日本ではいまや世界を代表できるこれだけの凄い選手が育っています。
道が氷っていると子供は氷の上を滑ろうとします。
滑るのは人間の本能ですから、本能を満たすスケートを遊戯場の扱いだけでなく美術館のように、健康道場のアートセンターとして国が国家予算をもってスケート場を建設していただければ、子供達の情緒安定の手助けになるのではないでしょうか。
