自殺未遂の男性(63歳)がピアの家に運ばれて来ました。ビルの11階のベランダから飛び降りようとしたところを、訪ねて行ったジョンが止めに入りました。
私に、ジョンは「彼は時折発狂したみたいに喚くけど、驚かないでください。ヒーリングをして欲しい。
先日僕にしてくれた爪楊枝メソットを彼にして下さい」と頼まれました。
ジョンも先日ノースカロナイアに遠征した時に、大事なバック(VISAカード入りの財布、鍵、の忘れ物した時に、
旅の疲れもあり気が動転していましたが、貴女の爪楊枝で気持ちが落ち着きました。ゆっくりしていたらバック
が出て来ました」と。
ベッドに横になってもらい、足の指から始めました。
右足親指に比べ左足指が極端に短くなっていて、足指全体が第一関節から曲がり、つり上がっていましたので、内臓
萎縮で脳神経が緊張しているのが分かりました。
足親指も小刻みに震えていましたが、爪楊枝を使いながらヒーリングすると、足指の長さが直ぐに同じ長さにな
ったのでこれは大丈夫！.と勘が働きました。
手足の震えがぴたっと収まり、お腹がぐるぐるなり出したら、彼は眠りにつき、翌朝まで熟睡されました。
お腹のヒーリングをして上げて終わりました。
彼は淋しい一人暮らしで、仕事はリタイヤされています。
離婚されて2人の子供達は別れた奥さんの元にいて、長男は弁護士だそうすが、お父さんと会うことはないそうです。
ピアが言うには、アルコール中毒、ドラック常習者、の精神破壊された人がシニア、若者問わず一杯ですと。
一晩泊まられて、翌朝は少し元気そうになられていましたが、ジョンが相談相手になり話をされていました。
心身障害の人には強いヒーリングよりも、倉富メソットの爪楊枝や湯たんぽ療法などのソフトタッチの方が効果
がありますので、インストラクターの方も覚えておいてくださいね。
こういう孤独な老人たちも救って上げたいですね。
ジョンのお兄さんですが、家族に彼のような人がいると兄弟として心痛みます。
ビザがどうのこうのと騒いでいるのは悩みに入りませんですね。
