相倉民族民族館の案内人「よし子さん」です。
御年83歳。
記憶では火曜日の担当だそうです。2014/12/2
「筑子」←「こきりこ」を両手にもって打ち鳴らし、「筑子の竹は七寸五分じゃ 長いは袖のかなかいじゃ」
と唄っていただきました。
民謡の素朴な音、節、哀愁というより、相倉そのものに聞こえました

暖かい室内で次は「ささら」をかざして、「こきりこ」を踊ってくださいました。
写真を撮るのも忘れ、ただただ聞き入っていました。
「よし子」さんの背中にぼんやり写っている「白い棒」は二階への階段です
部屋の長手方向隅に梯子が二個ならんで、二階の開口部へ立てかけてあります。
説明不足でわかりにくいと思いますが、一階の壁に梯子の下部がつっかい棒のように二階に向かっておかれています。
梯子をのぼるには壁と梯子の狭い隙間から昇ります。
階段という概念では理解しがたいと思います。

「こきりこ」保存会の方々が踊る「こきりこ」ももちろん貴重なのですが、
「よし子さん」の踊る「こきりこ」はまた全く異なる味わいがありました。
「こんな雪降りの日に遠くからよう訪ねてくださった」という喜びと、ねぎらいを肌身で感じました。
ライブカメラに手を振ってあげるよ!とおしゃっていましたが、
今は、約束をしなくて良かったと思っています。
累積積雪7m(白川郷)ならここ相倉では10mにちかいのではないかと思います。
そんな雪深い中、極寒の中、手を振りに駐車場まで出てきていただかなくてよかったなと思っています。
ありがとうございます
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