「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

EURO2012、W杯アジア最終予選、アーカイブスなどについて

2012年06月10日 19時34分12秒 | インポート

EURO2012、始まりましたね。始まるまでは、主にWOWOWとTBSが、盛んにPRしていて、組み合わせなどもわかっているはずなのに、いざ、始まってみると、エーッ、もうドイツVSポルトガル戦?、スペインVSイタリア戦?、イングランドVSフランス戦?、という具合に驚いています。

第一戦から、こんなカードが組まれているということをイメージしてなかったです。このカード、ワールドカップでも決勝トーナメント、EUROでもベストエイトからぶつかるかな、というカードですよねぇ。

オランダはデンマークにやられてしまって。そうするとB組ではドイツが落ちるというのは考えにくくなりましたから、オランダかポルトガルが落ちる確率がかなり高くなって、へたすると2チームとも落ちる可能性が出てきましたね。

まだ始まったばかりですが、あまりのビッグカードに驚いて、これまでの大会の熱いカードが蘇ってきます。EURO’96から2000、2004、2008とレビューしてみましたが、やはり強豪が順当にベスト4に残った大会は熱かったです。ドイツ、チェコ、イングランド、フランスが4強となった’96年大会、フランス、イタリア、オランダ、ポルトガルが4強となった2000年大会ですね。2008年大会は、スペインとドイツの決勝でしたが、準々決勝でオランダが負けてしまい少し熱さが弱まりました。

今回の4強予想? それは、その道の専門家にお任せします。

W杯アジア最終予選のほうは2試合終わりました。すっかりおなじみになった「絶対に負けられない戦いがある」ってヤツですね。

オマーン、ヨルダンに連勝してテレビもスポーツ紙も盛り上がってます。当ブログは12日のオーストラリア戦が終わってからコメントすることにします。

話は変わりますが、当ブログは、常設のサッカー文化の殿堂とアーカイブス(映像・書籍資料の保存館)を作る夢を追いかけている「サッカー大好きおじさん」のブログです。

手持ちの膨大なサッカー関係の映像・書籍素材をデータベース化・デジタル化して長期保存と容易な検索利用に耐えるようにしなければなりません。

これまで、20年にわたり、どのような方法が最もいい方法なのか、技術の進歩具合などもウォッチしながら考えてきましたが、ここにきて、やっと、ふんぎりがつきました。

現時点では2TBの外付けHDDに映像を収納すると、かなりの量のビデオテープを廃棄することができます。HDDの大きさといったらビデオテープ1本の大きさより少し大きいぐらいのコンパクトさですから、このHDDを100個使ってもさほどスペースを要しません。

さぁ、これからビデオテープをHDDに収納する作業を来る日も来る日も続けなければなりません。3倍モードで収録している120分テープなどは全部移し替えるのに6時間かかります。

つまり1日に1本というペースです。これを毎日毎日休まずに続けると1年間に果たして何本のテープを移せるか、そして、すべてのビデオテープを移し終えるまで何年かかるか、とにかく続けるしかありません。おじさんが果たして生きている間に終わることができるのか、おじさんが生きて元気に作業を続けているうちは、時々このブログで途中経過を報告させていただきます。

手早く進める方法についてご存じの方はぜひお知恵を貸していただければ幸いです。お待ちしています。また「私がその遺志を引き継ぎます」という方がいらっしゃったら、ぜひ手をあげてください。一人と言わず、できるだけ多くの方がチームとなって引き継いでいただきたいと思っています。

おじさんとしては「おじさんが死んでしまったところで、このアーカイブスはプッツン」にしたくないのです。むしろ、引き継いでいただき未来につなげていって欲しいと願っています。Jリーグが始まってからだけでも20年、おじさんのアーカイブスは、だいたい1986年を起点と考えています。なぜ1986年を起点にするかというと、その年のメキシコW杯、つまりマラドーナがスーパースターとなった大会あたりから映像が途切れずアーカイブされているからです。それ以前の映像というと1982年W杯まで空白になっています。

それともう一つ、1986年というのは奥寺康彦さんと木村和司さんがプロ契約選手になり、いわば日本人のプロサッカー選手が誕生した年で、いわば元年にあたる年だからです。それからでも、すでに26年です。四半世紀、サッカー情報収集に費やしてきた人生です。その遺志がプッツンしてしまうのは寂しいものです。

日本サッカーはますます世界に向かって広がっていきます。その足どりを辿れる映像・書籍資料を継続的・網羅的に保有しているのは、おじさんのところしかありません。

どうか、この作業に人生を賭けてみようと思われた方、ご連絡をください。お待ちしています。

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