「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

気が早いと思うよ「手倉森、東京も」報道

2016年08月03日 16時42分39秒 | サッカー日本代表

今朝、コンビニで新聞ラックに目をやったら「手倉」の文字が目に入りました。新聞を折り曲げて差し込んでありますから、そこまでしか見えないのですがサッカー関係であることは間違いありません。

見出しを打ったのは「日刊スポーツ」でした。何かと思って手にとると「手倉森、東京も」とあります。にわかには理解できなかったのですが、五輪代表・手倉森監督に2020年東京オリンピックに向けた指揮を任せるのでは、という記事でした。

いくらなんでも気が早いとしか言いようがありません。いよいよリオ五輪のナイジェリア戦が迫ってきましたから、景気づけの記事と片付けてしまえばそれまでですが・・・。

本文を読むと「東京五輪でのメダル獲得に向け、協会が既に動いていた。」とあります。「このほど田嶋会長と西野技術委員長が会談し、手倉森監督を東京五輪監督の第一候補として交渉を進めることで一致した。」というのです。

そこには「リオ五輪の成績如何によるが」という但し書きがついていない感じですが、私の見立てではグループリーグ突破なら当確というところでしょうか。グループリーグ敗退では続投させにくいでしょう。長谷川健太監督、森保一監督、風間八宏監督など魅力あふれる候補が目白押しですから。

ところで、西野朗技術委員長は、リオ五輪男子サッカーチームの「リームリーダー」という肩書で帯同しているそうです。昨日の産経新聞朝刊によると「1968年メキシコ五輪以来のメダルを目指す代表を裏方として支える」役割だそうです。

この記事を読んで西野さんが五輪代表監督を務めたアトランタ五輪大会のことが思い出されました。まだ代表チームの役割分担や裏方さんなどのことが知られていなかった時代です。

西野さんが「全員が代表に熱い思いがあった。協会がもういいよというくらい支えてくれた」と振り返ったように、裏方スタッフの人知れぬ情報収集活動が大きな力になったことを、私たちも知った大会でした。

そうした経験を持つ西野さんが加わっていることが、どれほど力になることでしょう。厳しい3試合であることは間違いないのですが、日本中を驚かせるような試合を見せて首尾よくグループリーグを突破して欲しいものです。

私たちが送るパワーが、少しでもチームの力になればと祈りたいと思います。

コメント
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