リオ五輪サッカー代表、第2戦・コロンビア戦が終わりました。この試合をもって終戦ということだけは避けました。
日本が、最終戦、木曜日のスウェーデン戦に勝って、なおかつコロンビアがナイジェリアに勝たない結果(引き分けか負け)になれば、勝ち点で第2位となりグループリーグ突破できるわけです。
日本がスウェーデンに勝てず引き分けた場合は、コロンビアがナイジェリアと引き分けに終わればコロンビアが上にいってしまいます。
一方、コロンビアがナイジェリアに負けた場合は、日本はスウェーデンと引き分ければ、日本、コロンビア、スウェーデンの3ケ国が勝ち点2で並びますから、得失点差勝負となります。日本とスウェーデンは0-0であろうが1-1であろうが、何対何でも得失点差は-1となります。
コロンビアはナイジェリアに対して1点差で負けた場合、得失点差-1となります。得失点差が並んだ場合は総得点数の多いチームが上位となります。日本とスウェーデンとの比較では第1、第2戦の得点数が日本6、スウェーデン3ですから日本が上位になります。
すると、日本がスウェーデン戦で何点とって引き分けて、コロンビアがナイジェリア戦で何点とった上での1点差負けになるかが気になります。日本は2戦計で6、コロンビアは2戦計で4ですから、日本vsスウェーデン戦が0-0なら、コロンビアが3-4の負けになると、コロンビアが上に行きます。コロンビアが2-3の負けになると日本と総得点が6で並びます。
総得点も並んだ場合は抽選になるのでしょうか・・・・。
日本vsスウェーデン戦が1-1ならコロンビアが4-5にならない限り日本が上に行くことになるわけです。
話がこんがらかりましたので、もう一度最初からおさらいです。
日本がスウェーデンに勝って、コロンビアがナイジェリアに勝てないでくれればグループリーグ突破ですが、コロンビアに勝たれるとアウトです。日本の希望は細い一筋にしかありません。
日本がスウェーデンに勝てず引き分けても、コロンビアもナイジェリアに負けてくれることを期待しなければならないという、虫のいいことは考えないほうがいいでしょう。
さて、ここからはスウェーデン戦を少しシュミレーションしてみましょうか。日本とスウェーデン、コロンビア戦は仲良く2-2の引き分けです。ナイジェリア戦は先に戦った日本が4-5、それを見たスウェーデンは徹底した守りが功を奏してナイジェリアの攻撃を1失点に抑えましたが得点を奪えず0-1でした。
日本との試合、スウェーデンも勝たなければグループリーグ突破が厳しいのは日本と同じですから攻撃的にくることは間違いありません。しかし失点リスクを抑えるマネジメントにもウエイトを置くでしょう。
日本代表は、過去2戦の自分たちの戦いのイメージをもとにスウェーデンと対した時、相当楽な感触を抱くに違いありません。そうなると早い時間に先制できるかどうかが大きなポイントになります。
コロンビア戦でも、試合開始から日本が押し込んでいた時間が長かったのに、点がとれないうちに後半になり先制を許してしまいました。
仮に先制を許しても、今回の五輪代表の反発力は結構本物なので、応援している私たちも落ち込む必要はないのですが、何より選手たちが、追いついてひっくり返すような試合ではなく終始リードして快勝する試合をやりたいでしょう。
そうした選手の意気を後押しできるよう応援したいと思います。コロンビアの試合結果も含めて、勝利の女神が我らに微笑みますよう祈りましょう。