「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

21時21分、鹿島が決勝進出です。ドリームマッチになって欲しいです。

2016年12月14日 21時22分00秒 | サッカー選手応援
FIFAクラブW杯準決勝、鹿島vs南米王者戦、結局、鹿島は3-0で完勝でした。後半の2点はまさに祝祭です。

遠藤選手が、おちょくりヒールで2点目、私の一押し鈴木優磨選手が、交替で入ったワンタッチで3点目、そしてお約束のC・ロナパフォーマンス。どんだけ楽しいショーを見せてくれるのでしょう。

こういうことは10年前の鹿島にはあり得ない出来事です。時代は変わったのです。そして新しい鹿島のキャラクターが第三期黄金時代を作るに違いありません。

このクラブW杯で、彼らはどれほど得難い体験を積んでいるか、高校サッカーのように、まさに一試合重ねるたびに強くなり成長しています。

誰が鹿島のこの成長ぶりを予想したでしょうか。鹿島がこの舞台に立つことを予想することさえ難しかったのに。そして出場できても1試合勝てるかどうかぐらいのところが関の山だったのにです。

けれども、それはアジアクラブ選手権で、なかなか勝てなかった時代の鹿島であり、もはや新時代のキャラクターが揃ったチームにあっては「そんなのそんなの関係ェーネー」ということでしょう。

とりわけ財産となったのはDF陣が得た自信でしょう。これは日本代表にとっても大変なアドバンテージをもたらしてくれます。

鹿島が今大会4試合を経験できることになったことで、さる6月13日の書き込み「鹿島に第三期黄金時代到来の予感」で紹介した20歳台前半の選手、昌司源選手と植田直通選手のセンターバックコンビ、司令塔の柴崎岳選手、前線の土居聖真選手、そして20歳の鈴木優磨選手たちが、世界で戦える自信をつけました。

それにしても、伸び盛りの選手たちに、いい舞台を用意すると、本当にグングン伸びるものです。

それを鹿島がモノにしたわけで、浦和、川崎はみすみす、そのチャンスをふいにしたともいえます。

「これが伝統の強さ」という言い方もありますが、私は鹿島が時代の潮流に選ばれた、時代に愛された結果だと思います。

この試合の前半、鹿島がPKで先制した時から3回に分けて書き込みました。鹿島が決勝に進むのではないかという予感が確信に変わり、そして歴史が変わったところまでリアルタイムに書けたという喜びは、何物にも代えがたいものです。

これまでクラブW杯の準決勝まで進めたJリーグのクラブ、浦和、G大阪、広島、柏いずれもJリーグを代表するクラブです。しかし彼らは4強の壁を破ることができず、鹿島がそれを破りました。

結局、なんだかんだ言っても歴史を作るのは鹿島だというところに帰結してしまいました。

最後に書いておきたいこと。それは決勝にちゃんとレアル・マドリーが出てきてくれるでしょうね、ということ。

せっかく鹿島が決勝に進むというのに、千両役者のレアルに敵前逃亡をされては元も子もない話です。北中米王者に足元をすくわれるなんてことが、つゆほどもあってはならない話です。

そう思いながら、今日の三部作の筆をおきます。
いつもご愛読ありがとうございます。
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鹿島がなぜ勝てそうだと思ったか、ハーフタイムに書いておきます。

2016年12月14日 20時27分43秒 | 世界のサッカー
ハーフタイム中のFIFAクラブW杯準決勝、鹿島vs南米王者戦、なぜ勝てそうだと書いたかといいますと、ここにも歴史の潮流があると思います。

一つは、鹿島が第三期黄金時代に入ろうとしているという潮流です。PKを土居聖真選手が蹴り込んで、見事決めたのは、まさに彼が黄金時代の扉を開いたように思ったからです。

もはや小笠原選手が主役ではなく、さりとて柴崎岳選手だけが主役では決して黄金時代など作れません。チームに二人も三人も主役級が育っている。それが、このシーンを見てわかります。

もう一つは、ビデオアシスタントレフェリーシステムという新時代の判定システムに鹿島が愛された事実です。これも歴史の必然として鹿島が選ばれたとしかいいようがありません。

それにしても鹿島。まぁ、あとは試合終了後に書きましょう。
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ビデオアシスタントレフェリー、史上初の適用が鹿島を決勝に導くのではないかと思う。

2016年12月14日 20時02分36秒 | 世界のサッカー
FIFAクラブW杯で鹿島が南米王者と準決勝を戦っています。

前半32分、レフェリーが「ビデオアシスタントレフェリーで判断する」とゲームを一旦止めました。

ピッチサイドに置かれているビデオを確認すると、南米王者のGKが守るゴールマウスの方向を指し、ホイッスルを吹きました。

FIFA主催の大会で史上初めてビデオアシスタントレフェリーシステムで判定された瞬間でした。

この判定で得たPKを蹴り込んだのは土居聖真選手でした。

私は、この一連のプレーを見て、いままで日本チームがどうしても破れなかった準決勝の壁を、鹿島があれよあれよと突破して、夢の舞台、レアル・マドリッドとの決勝戦に駒を進めるのではないかという気がしてきました。

今日のGK・曽ケ端も完全にゾーンに入っているというか、今年の流行語風に言えば「神ってる」状態です。

あとはレフェリーが、相手側にもPKのチャンスをプレゼントするスキを与えるかどうか、あるいは相手の猛攻に耐え切れず失点して、ズルズルと相手ペースに持ち込まれるか、そこをどうマネジメントするかでしょう。

私は、こういう時の鹿島は冷静に試合をコントロールできるチームだと結構、楽観しています。
ちょうどハーフタイムに入りましたので、あとは結果を見て書き込むことにします。

果たして史上初の決勝進出なるか・・・・。私は「なります」に賭けます。



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