「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

何がうれしいかって、日本代表に少なくとも2人厚みが加わることです。

2016年12月18日 21時12分09秒 | サッカー日本代表
FIFAクラブW杯決勝 鹿島vsレアル・マドリー戦は、後半42分まで2-2です。鹿島が勝てるかも知れないという期待をつないで試合が続いています。

前後半90分の最後ですからスリリングな状況です。

そして延長に入ります。

これほどまでの大健闘、鹿島イレブンの頑張りとチームとしての完成度の結果とも言えますが、その中でも出色は、柴崎岳選手と昌司源選手です。

そして、何がうれしいかというと、日本代表に少なくともこの2人が加わることになるでしょうし、しかもスタメンを窺う計算が立つことです。

私は、さる9月10~11日の3回連続テーマ「ハリルジャパンの世代交代、果たして図られるのか・・・。」の(3)で、日本代表の世代交代のためには、いわゆる「プラチナ世代」と言われる選手たち、具体的には宇佐美貴史選手、宮市亮選手、武藤嘉紀選手、小林祐希選手、柴崎岳選手、昌司源選手の中から、少なくとも3人は、年明けのロシアW杯アジア最終予選までに、スタメンに名を連ねて欲しい、と書きました。

海外組の4人からは、まだ、いい話が聞こえてきませんが、残りの国内組、鹿島の2人がここに来て、ぐんぐんと評価を高めました。

こうして決勝まで進み、90分も互角に戦って、すっかり自信をつけたことでしょう。この経験は、そのまま日本代表でスタメンを張れるところまでレベルアップしたと思います。

さて、こうして延長戦を見ながら書き進めているうち、C・ロナの2ゴールでリードされてしまいました。勝負の行方は決したと思いますが、日本代表につながる選手たちの成長は、かけがえのない収穫です。

柴崎、昌司両選手だけでなく、土居聖真選手、鈴木優磨選手なども十分代表レベルだと思います。鹿島からは最近、永木亮太選手だけでしたから、次回は5人に増える可能性だってありそうです。

さぁ、試合が終わりました。2-4でした。大健闘です。十二分に私たち日本のサッカーファンを満足させてくれました。誇りに思います。

11月のサウジ戦に続き、今回の鹿島の活躍は、日本サッカー全体が自信を取り戻すことになりました。いい形で年を越せそうです。

ありがとう鹿島イレブン。ありがとうクラブ鹿島。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする