「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

U-20W杯終戦、致命的だったエース・小川航基選手の離脱

2017年06月05日 09時28分20秒 | サッカー選手応援
欧州サッカーシーンがレアルの連覇で幕を閉じようとしています。国際大会ではU-20日本代表の挑戦が終わり、国内では鹿島の監督交代など、どのジャンルでも材料が次から次と出てきます。

ところが、なかなか時間が作れず、書きたいテーマが溜まってきました。ちょくちょく訪れてくださる読者の方に申しあげます。「もう少しお待ちください」と。

今度の週末には、ある程度まとまった時間が作れそうですので、その時ぐらいまでお待ちください。

まずは、一番古いニュースになってしまったU-20W杯の日本代表について。

決勝トーナメント1回戦のベネズエラ戦。はやり致命的なハンディだと感じたのはエース・小川航基選手の離脱です。

フィジカル的にも決定力という点でも、彼がトップのセンターにいればこそ、堂安律選手も久保建英選手も活きるし活かせる関係だったと思います。

ベネズエラは日本チームを一回りも二回りも大きくしたチームでしたから、延長まで持ちこたえて大健闘といった戦評ではなかったかと思います。

ないものねだりをしても仕方がありませんが、選手層という点で、仮に小川選手が離脱しても、力量の点で遜色ない選手がもう一人いればという気がしますが、10年ぶりの出場です。グループリーグを勝ち上がったところまでで十分と、称えてあげていいと思います。

堂安選手や守りの要・中山雄太選手が、世界に堂々と通用すると自信をつけたことでしょうし、ほかにも右サイドバックで奮闘した藤谷壮選手、センターバックの富安健洋選手も手ごたえをつかんだことでしょう。

一方、この大会中に16歳になった久保建英選手、やはり相手には欧州ビッククラブのレギュラークラスがいるレベルでのマッチアップで、まだまだフィジカル的な強さ、判断のスピードなどを高めていかないと厳しいと痛感したことでしょう。

それでも実戦での体感は貴重です。
いろいろな意味で収穫満載の4試合だったと思います。

1990年代後半、毎年のようにヤングジェネレーションが「世界の8強だ」と盛り上がっていた時代の再来を願っているファンも多いと思います。今年の彼らが、その復活の狼煙をあげてくれたのかも知れません。

では、また。
コメント
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