「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

「たらればドリーム」C大阪の場合

2017年06月24日 18時21分47秒 | サッカー選手応援
当プログでは、あまり「たられば」式の言い方をしないことにしていますが、それは過去のこと、終ってしまったことについて「もしこうだったら」とか「あれがこうなっていれば」と言っても仕方がないからです。

ところが今後のこと、近い将来のこと、願望することなどについては、結構「もしこうだったら」とか「こうなれば」と楽しく書けます。

最近思うのは、海外組を輩出しているC大阪に、彼らが全員、同じ時期に戻ってきてくれるとどうなるのだろうという楽しい想像です。

そもそも、1つのJチームから同時に4人も海外組を輩出していること自体ドリーミィーですよね。C大阪というチームの魅力を感じます。

すでに清武弘嗣選手が戻ってきました。これに香川真司選手、乾貴士選手、南野拓実選手が全員帰ってきた時のチームを想像すると、なんだかワクワクします。

いまの前線はと言えば、杉本健勇、山村和也、柿谷曜一朗、水沼宏太の各選手、海外組に負けず劣らずの実力派ばかりです。戻ってきた海外組に出番あるのかしら。

ちなみにボランチが山口蛍選手とソウザ選手、DF陣もこれまで15試合で12失点と立派な成績です。攻撃陣は15試合で26得点という破壊力ですから、これに清武、香川、乾、南野の各選手が加わったら、ほとんど日本代表VSJリーグ各チームですよ。

でも、毎試合スタメン選考がたいへんです。しかも選手交代は3人までですから、前線の8人のうち誰かはベンチにも入れず溢れてしまいます。まさに「たらればドリーム」です。

アジアチャンピオンズリーグとJリーグの二冠を制するぐらいの常勝チームになっていくためには、これぐらいの層の厚さで勝負していかないとダメかも知れません。ドリームチームのレアル・マドリーも、ハメス・ロドリゲスやモラタがベンチを温める中で欧州CLを連覇したのですから。

悩ましいですね。応援している選手がベンチばかりのチームが優勝して、心の底から嬉しいかと言えば、なかなか難しいです。6月17日の書き込み「欧州CL連覇のレアル・マドリーとC・ロナウド、そしてジダン監督」のところでも触れましたが、何よりも選手自身が「ベンチばかり」の立場に甘んじ続けられるかと言えば、そうはならないと思います。

結局、「たらればドリームチーム」というのは一時的に出来上がることはあっても、長続きできない宿命を負っているかも知れません。うたかたの夢・・・・でした。



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