「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

まもなく決勝戦、それは「壮大な祝祭の終り」の前の最後の楽しみ

2018年07月15日 11時53分53秒 | サッカー選手応援
今夜半、ロシアワールドカップは決勝を迎えます。フランスvsクロアチア戦、普通に考えればフランス優勝と予想するでしょう。

クロアチアは決勝トーナメントに入ってからの3試合、すべて延長線まで戦っており、しかも決勝まで中3日、フランスより1日短いハンディキャップがあります。

こうした条件を覆してクロアチアが優勝したら、それはもう歴史的な出来事ですし「ワールドカップ20年周期の法則」、すなわち20年毎に初優勝国が誕生するという説に見事に合致するになります。

したがってフランスが、この大会の主役であることを見せつけるためにはエムバペがヒーローとなり「ペレの再来」と言わしめる活躍をしない限り、退屈な優勝国と言われかねません。

片やクロアチアには、モドリッチという、小柄にもかかわらずチームを牽引している選手がいますから、この選手を凌ぐためには、グリーズマンやジルーでは役者として物足りないと言われる舞台になりつつあるのです。

モドリッチ選手、まるでクライフを縮小形にしたような体つきと顔立ちです。歴史上のスーパースターに重ね合わせることが好きなサッカーファンにとっては「ペレの再来か」「クライフの再来か」と思いを巡らせることのほうが、よほど楽しいのです。

グリーズマンも「プラティニの再来」と言われれば、負けてはいないのですが、ワールドカップの栄光に恵まれなかったプラティニの再来と言われても、少し困るかも知れません。

こうした想像を巡らせているあたりまでが、ワールドカップという「地球上最大の、壮大な祝祭」の楽しみであり、あとは日に日に「宴のあとの寂寥感」が増してくるわけで、この、4年に一度の祝祭は、必ずそういう喪失感(いま風に言えば「ワールドカップロス」というヤツ)を伴うものでもあります。

日本がベルギーと死闘を演じてから2週間、いろいろな観点から書きたいことは山ほどありましたが、日々の忙しさにかまけて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

これから、少しづつ、書き込んでいきたいと思います。
では、また。


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