本日、2022年5月15日、Jリーグは30年目を迎えました。
この5月15日という日は、沖縄復帰の記念日でもあり今年は50年という大きな節目の年ですので、社会的には、このことで注目される日ですが「サッカーを愛してやまない者」にとっては、Jリーグ30年も大きな節目の日です。
せめてスポーツ紙ぐらいは、それらしい扱いをしてくれるかなと思って、コンビニで各紙1面を確認しましたが、どこも扱っていませんでした。終面でもおそらく(全紙は未確認なのですが)扱っていないでしょう。
確かめてみて、妙に納得してしまいました。1面もしくは終面で扱うほどのことなのかと言われれば、確かに「それほどのことでもない」かも知れないと感じたのです。
テレビ放送でも日曜の日中、特に目立った予定は見当たらず、わずかにTBSが深夜の「解放区」というドキュメンタリー番組で「Jリーグ創設ー夢に奔走した男たちー」というテーマの放送を予定しています。
深夜の放送ですので、明日以降、録画を観ようと思います。
そんな中、昨日、当「サッカー文化フォーラム」が「Jリーグ30年記念企画」として、5つのテーマについて日本サッカーの未来を考えたいと告知いたしました。
1回目のテーマは「Jリーグを支える観客とサポーター、観客の8割が年間シート保有者で占める日を迎えるためには何が必要か?」
これは、昨日も書きましたが、昨日のスポーツニッポン紙のインタビューに初代川淵チェアマンが「スタジアムの8割ぐらいが年間シートで埋まっている状況にならなければ、日本にサッカー文化が根付いたとはいえない。まだまだJリーグは発展途上だと・・・」と答えていることに触発されています。
川淵さんは別の新聞のインタビューでこう話しています「欧州では、子供が生まれると、親は自分と同じクラブのサホーターにしようとする。ゴール裏の年間パス(シート)を親から子、子から孫へと引き継ぎ、何十年先まで空席がないクラブもある。Jリーグにそこまでいっているクラブはまだないよね。」
確かにまだJリーグは30年、サポーターはまだ第一世代です。
でも、むしろ、これが肝心なところです。Jリーグはスタート時にサポーターになった人たちが今も長くサポーターであり続けていて、若い世代のあらたなサポーターが増えていないという指摘があります。
でも、まだ30年しか経っていないのですから、そんなことをあまり気にしなくていいのかも知れません。大事なのは、各クラブが、これまで長くサポーターになってくれている「サポーターの第一世代」の人たちに、そろそろ「子供さんに引き継いでもらえる年間パス(シート)を所持してくれるよう、上手に営業することではないでしょうか。
クラブが、これまで長く支えてくれた古参のサポーターたちとのwin-winの関係を作れるかどうか、これからの取り組みにかかっているといえると思います。
鹿島、横浜Mといった「ファースト10」(オリジナル10)で一度も二部落ちしていないクラブを筆頭に、浦和、G大阪などのコアなサポーターの分厚いクラブ、そしてJリーグの新たな時代の王者の気配を漂わせている川崎Fなどが、そうした年間パス(シート)による持続可能なクラブへの取り組みをぜひ進めて欲しいと思います。
また鳥栖、磐田、湘南など都市規模の小さな地域にあるクラブも、永続的に生き残っていく方策として「年間パス(シート)の保持と子供世代への引継ぎプロジェクト」に積極的に取り組んで欲しいものです。
「第一世代のサポーターの思い」に関連して、実は当方に一つの夢があります。それは1998年に一旦消滅した「横浜フリューゲルス」の復活です。その時「横浜フリューゲルス」は消滅しましたが、そのサポーターたちの思いが「横浜FC」の立ち上げという形で引き継がれています。
そして、もし今季「横浜FC」がディビジョン2から1への再昇格を果たすとすれば、そのタイミングこそが「横浜フリューゲルス」復活のタイミングだと思うのです。30年目の今季、昇格を果たし31年目のシーズンから「横浜フリューゲルス」が復活する。それはJリーグが一度経験した苦渋の消滅を、復元するストーリーであり、未来に向けて大きな意味を持つと思います。
そのためには、現在クラブ名に「F・マリノス」としてフリューゲルスの思いを引き継いでくれてきた横浜Mが、快く「自分たちの役割は終わった」として「F」の文字を外して「横浜フリューゲルス」に返してくださることが必要になります。
どうかJリーグチェアマンをはじめとしたリーグ関係者の方々、そして横浜FC、横浜Mのクラブ関係者の方々・サポーターの皆さん、30年記念企画の一つとして成し遂げていただけませんでしょうか?
当「サッカー文化フォーラム」は、「ファースト10」(オリジナル10)の一員だった「横浜フリューゲルス」がディビジョン1の一員として戻ってきて、そのホームゲームシートが、フリューゲルスサポーターだった人々と、横浜FCになってからサポーターになった人々が一緒になって、親から子へ、子から孫へと「年間パス(シート)」として引き継いでいき、二度と消滅することのない不滅のクラブとして100年先まで残っていって欲しいと願っています。夢から提言に、そして実現に向かうことを切に希望しています。
この5月15日という日は、沖縄復帰の記念日でもあり今年は50年という大きな節目の年ですので、社会的には、このことで注目される日ですが「サッカーを愛してやまない者」にとっては、Jリーグ30年も大きな節目の日です。
せめてスポーツ紙ぐらいは、それらしい扱いをしてくれるかなと思って、コンビニで各紙1面を確認しましたが、どこも扱っていませんでした。終面でもおそらく(全紙は未確認なのですが)扱っていないでしょう。
確かめてみて、妙に納得してしまいました。1面もしくは終面で扱うほどのことなのかと言われれば、確かに「それほどのことでもない」かも知れないと感じたのです。
テレビ放送でも日曜の日中、特に目立った予定は見当たらず、わずかにTBSが深夜の「解放区」というドキュメンタリー番組で「Jリーグ創設ー夢に奔走した男たちー」というテーマの放送を予定しています。
深夜の放送ですので、明日以降、録画を観ようと思います。
そんな中、昨日、当「サッカー文化フォーラム」が「Jリーグ30年記念企画」として、5つのテーマについて日本サッカーの未来を考えたいと告知いたしました。
1回目のテーマは「Jリーグを支える観客とサポーター、観客の8割が年間シート保有者で占める日を迎えるためには何が必要か?」
これは、昨日も書きましたが、昨日のスポーツニッポン紙のインタビューに初代川淵チェアマンが「スタジアムの8割ぐらいが年間シートで埋まっている状況にならなければ、日本にサッカー文化が根付いたとはいえない。まだまだJリーグは発展途上だと・・・」と答えていることに触発されています。
川淵さんは別の新聞のインタビューでこう話しています「欧州では、子供が生まれると、親は自分と同じクラブのサホーターにしようとする。ゴール裏の年間パス(シート)を親から子、子から孫へと引き継ぎ、何十年先まで空席がないクラブもある。Jリーグにそこまでいっているクラブはまだないよね。」
確かにまだJリーグは30年、サポーターはまだ第一世代です。
でも、むしろ、これが肝心なところです。Jリーグはスタート時にサポーターになった人たちが今も長くサポーターであり続けていて、若い世代のあらたなサポーターが増えていないという指摘があります。
でも、まだ30年しか経っていないのですから、そんなことをあまり気にしなくていいのかも知れません。大事なのは、各クラブが、これまで長くサポーターになってくれている「サポーターの第一世代」の人たちに、そろそろ「子供さんに引き継いでもらえる年間パス(シート)を所持してくれるよう、上手に営業することではないでしょうか。
クラブが、これまで長く支えてくれた古参のサポーターたちとのwin-winの関係を作れるかどうか、これからの取り組みにかかっているといえると思います。
鹿島、横浜Mといった「ファースト10」(オリジナル10)で一度も二部落ちしていないクラブを筆頭に、浦和、G大阪などのコアなサポーターの分厚いクラブ、そしてJリーグの新たな時代の王者の気配を漂わせている川崎Fなどが、そうした年間パス(シート)による持続可能なクラブへの取り組みをぜひ進めて欲しいと思います。
また鳥栖、磐田、湘南など都市規模の小さな地域にあるクラブも、永続的に生き残っていく方策として「年間パス(シート)の保持と子供世代への引継ぎプロジェクト」に積極的に取り組んで欲しいものです。
「第一世代のサポーターの思い」に関連して、実は当方に一つの夢があります。それは1998年に一旦消滅した「横浜フリューゲルス」の復活です。その時「横浜フリューゲルス」は消滅しましたが、そのサポーターたちの思いが「横浜FC」の立ち上げという形で引き継がれています。
そして、もし今季「横浜FC」がディビジョン2から1への再昇格を果たすとすれば、そのタイミングこそが「横浜フリューゲルス」復活のタイミングだと思うのです。30年目の今季、昇格を果たし31年目のシーズンから「横浜フリューゲルス」が復活する。それはJリーグが一度経験した苦渋の消滅を、復元するストーリーであり、未来に向けて大きな意味を持つと思います。
そのためには、現在クラブ名に「F・マリノス」としてフリューゲルスの思いを引き継いでくれてきた横浜Mが、快く「自分たちの役割は終わった」として「F」の文字を外して「横浜フリューゲルス」に返してくださることが必要になります。
どうかJリーグチェアマンをはじめとしたリーグ関係者の方々、そして横浜FC、横浜Mのクラブ関係者の方々・サポーターの皆さん、30年記念企画の一つとして成し遂げていただけませんでしょうか?
当「サッカー文化フォーラム」は、「ファースト10」(オリジナル10)の一員だった「横浜フリューゲルス」がディビジョン1の一員として戻ってきて、そのホームゲームシートが、フリューゲルスサポーターだった人々と、横浜FCになってからサポーターになった人々が一緒になって、親から子へ、子から孫へと「年間パス(シート)」として引き継いでいき、二度と消滅することのない不滅のクラブとして100年先まで残っていって欲しいと願っています。夢から提言に、そして実現に向かうことを切に希望しています。
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