ハリルホジッチ監督が世代交代を断行したことで、サウジアラビア戦に快勝した11月15日の試合から、ずいぶん時間が経ち、昨夜はJリーグチャンピオンシップ第2戦も終了、国内での今年のサッカーシーンが終わりつつある時期になりました。
サウジ戦では大迫勇也選手や清武弘嗣選手の活躍も高い評価を受けましたが、圧倒的な評価を受けたのが原口元気です。
当プログが4月20日の書き込みで原口元気選手を取り上げ「そういう原口選手には、日本代表での大いなる飛躍を期待したいと思います。いま日本代表に最も必要な選手、それは本田圭佑選手の後継者です。
これまで私は、その候補として宇佐美貴史をあげてきました。今回、原口選手の人間的成長を見せていただき、二人目にあげたいと思います。」
と書きました。
もう一人の宇佐美貴史選手がくすぶっている中で、原口選手は押しも押されぬ日本代表の柱に成長してきました。
あとは「本田圭佑選手の真の後継者」たる「ここぞという時の『決める実力』や『半端ないメンタルの強さ』」を、天王山のような試合で見せてくれることだと思います。
最終予選に入って原口選手は4試合連続ゴールを決めていますから、一つ目の「決める実力」を備えつつあります。
もう一つの「半端ないメンタルの強さ」は難関です。本田選手は、それこそシビれるような場面でPKを決めてくれたり、日本のサッカーファンの誰もを納得させられる強さを見せてくれました。
原口選手には、いずれ、そういうシビれる場面で難しい役割を買って出てくれることを願っています。そういう経験を積んでこそ、彼が言う「世界の舞台で、どんな選手とやっても勝てる」ようになるのだと思います。
ところで4月20日の書き込みでは、BS日テレの「アスリートの輝石」という番組で放送された内容を「ドイツで自分に足りないものに気づいた時、それを克服するにはただの努力では成功できない。努力を継続しなければ克服できないと心に刻んでトレーニングに励んだ」と紹介しました。
でも、どういうトレーニングを続けて彼は強くなったのかまではわかりませんでしたが、サウジ戦の数日後に発売された「ナンバー誌臨時増刊『日本代表 新たなる希望』」の中に、その答えを見つけました。
同誌で原口選手は2つの記事合わせて6ページを割いて紹介されています。当然、この特集の中で最大の扱いです。ミムラユウスケ氏がレポートしている「俺はもっと、強くなる」という記事の中で、2014年1月から始めた肉体改造のことが紹介されています。
ブラジルW杯代表メンバー入りが絶望的になった時期だそうです。原口選手は何人ものトレーナーのところを訪ねたそうです。その結果、筑波大学の谷川聡氏とともに鍛え直すことにした、とあります。
それが、重いバーペルをあげるような、わかりやすい筋トレとは無縁の、身体の核となる部分を鍛えるという「身体づくり」は、その成果が見えづらく焦りを覚えることも少なくなかったといいます。
そういう時「我慢するんだ。怪我をしないための身体を作るんだ」と谷川氏から声をかけられながら地道にトレーニングを積んできたといいます。
この、想像以上に地味な取り組みを、原口選手は4年半というスパンを設定しているのだそうです。長い努力、これが原口選手が大切にしている恩師の言葉「努力+継続」の真の姿だと思います。
4年半の終着点、それは、いうまでもなく次のロシアW杯本大会の舞台ということになります。原口選手の気持ちの強さを見る思いです。この原口選手の努力が宇佐美選手を突き動かしてくれればと願います。
ロシアW杯アジア最終予選、次のUAE戦まであと3ケ月、一人でも二人でも原口選手に続く選手の成長を願うばかりです。
サウジ戦では大迫勇也選手や清武弘嗣選手の活躍も高い評価を受けましたが、圧倒的な評価を受けたのが原口元気です。
当プログが4月20日の書き込みで原口元気選手を取り上げ「そういう原口選手には、日本代表での大いなる飛躍を期待したいと思います。いま日本代表に最も必要な選手、それは本田圭佑選手の後継者です。
これまで私は、その候補として宇佐美貴史をあげてきました。今回、原口選手の人間的成長を見せていただき、二人目にあげたいと思います。」
と書きました。
もう一人の宇佐美貴史選手がくすぶっている中で、原口選手は押しも押されぬ日本代表の柱に成長してきました。
あとは「本田圭佑選手の真の後継者」たる「ここぞという時の『決める実力』や『半端ないメンタルの強さ』」を、天王山のような試合で見せてくれることだと思います。
最終予選に入って原口選手は4試合連続ゴールを決めていますから、一つ目の「決める実力」を備えつつあります。
もう一つの「半端ないメンタルの強さ」は難関です。本田選手は、それこそシビれるような場面でPKを決めてくれたり、日本のサッカーファンの誰もを納得させられる強さを見せてくれました。
原口選手には、いずれ、そういうシビれる場面で難しい役割を買って出てくれることを願っています。そういう経験を積んでこそ、彼が言う「世界の舞台で、どんな選手とやっても勝てる」ようになるのだと思います。
ところで4月20日の書き込みでは、BS日テレの「アスリートの輝石」という番組で放送された内容を「ドイツで自分に足りないものに気づいた時、それを克服するにはただの努力では成功できない。努力を継続しなければ克服できないと心に刻んでトレーニングに励んだ」と紹介しました。
でも、どういうトレーニングを続けて彼は強くなったのかまではわかりませんでしたが、サウジ戦の数日後に発売された「ナンバー誌臨時増刊『日本代表 新たなる希望』」の中に、その答えを見つけました。
同誌で原口選手は2つの記事合わせて6ページを割いて紹介されています。当然、この特集の中で最大の扱いです。ミムラユウスケ氏がレポートしている「俺はもっと、強くなる」という記事の中で、2014年1月から始めた肉体改造のことが紹介されています。
ブラジルW杯代表メンバー入りが絶望的になった時期だそうです。原口選手は何人ものトレーナーのところを訪ねたそうです。その結果、筑波大学の谷川聡氏とともに鍛え直すことにした、とあります。
それが、重いバーペルをあげるような、わかりやすい筋トレとは無縁の、身体の核となる部分を鍛えるという「身体づくり」は、その成果が見えづらく焦りを覚えることも少なくなかったといいます。
そういう時「我慢するんだ。怪我をしないための身体を作るんだ」と谷川氏から声をかけられながら地道にトレーニングを積んできたといいます。
この、想像以上に地味な取り組みを、原口選手は4年半というスパンを設定しているのだそうです。長い努力、これが原口選手が大切にしている恩師の言葉「努力+継続」の真の姿だと思います。
4年半の終着点、それは、いうまでもなく次のロシアW杯本大会の舞台ということになります。原口選手の気持ちの強さを見る思いです。この原口選手の努力が宇佐美選手を突き動かしてくれればと願います。
ロシアW杯アジア最終予選、次のUAE戦まであと3ケ月、一人でも二人でも原口選手に続く選手の成長を願うばかりです。