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■日タイ修好130周年の足跡(3)

2017-11-27 | ●日タイ修好の足跡

■■■■■■■■■■■日タイ修好の歩み■■■■■■■■■■■
                 
戦後から、現在まで

「戦後昭和」は、戦争で敗北した日本の 0から復興への苦衷と再構築

時代であつた。日タイ修好の足跡を振り返ると「史実はミラクル」の言葉

通リ、歴史がもたらす
不思議な結果に驚く。

■「戦後昭和(終戦後から現在まで)
                  (●日本タイの出来事) ・
・1946(昭和21年)  ●天皇人間宣言         
                         
●極東軍事裁判始まる
                            プーミポン(ラーマ9世)前国王が即位

 

・1947(昭和22年)●日本国憲法が公布去れる、
・1950(昭和25年)  
米国と経済技術協力、相互防衛援助協定を締結、
・1951(昭和26年)●サンフランシスコ平和条約締結(日本の国際社会への復帰)
・               ●日米安全保障条約を締結、

1952(昭和27年)   タイ、日本との国交回復
・1957(昭和32年)   クーデターでポット内閣成立

・1958(昭和33年)   クーデターでサリット内閣成立

タイ国民から絶大な信頼を寄せるタイの前プーミポン国王は、戦後すぐ
1946年、弱冠19歳でラーマ9世として王位についた。
爾来 戦後の極めて厳しいアジア情勢の中で、国威の振興と経済の発展
のために尽くした。タイ国民から絶対的な信頼と敬愛を寄せられていたが、
昨年死去された。

 

● 
人類学者の梅竿忠夫博士は、1957年,大阪市立大学学術調査隊と
して、初のメコン諸国の調査に出かけた。

古都チェンマイを訪れた時には、日本人の在留者は、国連職員の生駒
さんと田中写真館の田中盛之助さんなど わずか3人のみ、しかし戦争中
は、日本軍が、3万人駐屯していたという
それが60年後の現在、ロングステイヤーを含め、約3800人の日本人が
余後の生活をしている。まさに修好の成果といえる。


・1960(昭和35年) ●池田首相、高度経済成長政策を打ち出す。 
・1967(昭和42年)  東南アジア諸国連合[ASEAN]成立
・1969(昭和40年)●日本のテレビ受信台数1269万台、世界一位 

・1970(昭和45年)●日本万国博覧会開催(大阪)
 
・1973(昭和49年)●石油ショック起こる
・1975(昭和50年)ベトナム戦争終結
・1976(昭和51年)●ロッキード事件発覚
              
軍クーデターで、ターニン内閣成立

・1977(昭和52年)    軍クーデターで,クリアンサック内閣成立
・1989(昭和64年)●ベルリンの壁 崩壊 
 
■「平成時代]
・1991(平成3年) ●ソ連邦が消滅を宣言 独立国家連合体CISとして活動開始、
                              クーデターでア―ナン内閣成立、
・1993(平成5年) ●55年体制の崩壊
・1994(平成6年)   タイ、ラオス友好橋開通
・1995(平成7年) ●阪神淡路大震災
・1997(平成9年)   バーツ暴落による通貨危機発生●
               IMF緊急支援要請
・1999(平成11年) バンコク初の都市鉄道(BTS】開通
・2000(平成12年) 
タイ商務省 タイ・ロングステイ推進活動を開始
                タイロングステイ推進活動開始
(NPO・JTIRO)
 
・2001(平成13年) タクシン内閣成立
・2003(平成15年) 
スポーツ観光省新設、ロングステイ業務を観光庁に移管
・2004(平成16年)   スマトラ沖地震による津波被害甚大
・2005(平成17年)  総選挙で愛国党圧勝, 第2次タックシン内閣発足
・2006(平成18年) 反タックシン運動活発化
           
    憲法裁判所、総選挙卯無効宣言
                軍事クーデターでタックシンが失脚 スラユット内閣が発足
・             
スワンナプーム新空港開港
・2008(平成20年)●リーマンショック
・2011(平成23年)●東日本大震災   
                インラック氏(タクシン氏の妹)が第28代首相に就任
       
 (当時のタクシン首相)


  
         
・2011(平成23年)  タイ大水害発生工業地帯大被災、
             ●米軍イランから完全撤退 

・2013(平成25年) ●インラック首相来日、安部首相と会談港被災
 


   

                                 暫定首相に就任したプラユット国軍司令官

・2014(平成26年) ●JTIRO主催ASEAN40周年記念催事「チェンマイお茶会」開催
・2014(平成26年)  タイ省庁が、デモ隊の支配下に 下院を解散
・2014(平成26年)   国軍によるクデター、暫定政権が発足                                                  2015(平成27年) ●日本の戦後70年                                                       
・2016(平成28年) ●第3次安倍内閣発足
               
暫定政権による新憲法草案の国民投票、民政化延期
               
日タイ間でバンコク、チェンマイ間の新幹線構想が具体化。
                タイ、プミポン国王死去、ワチラロンコン皇太子が新国王に。
・2017(平成29年) ●日タイ修好130周年

■■(参考資料)■■
■「日本の戦後復興期の全容
              (期間)    (実質平均成長率)
●戦後復興期     1945~55    
9、0%
●高度経済成長期  1956~73    9,2% 

●安定成長期     1974~85       4,0%
●バブル経済期    1986~91     4,9%
●平成不況期     1992~           1,2%(失われた20年、1991~

出所 内閣府経済統計資料) 
■「日本人の海外長期滞在者数ランキング」(平成26年現在)
(順位)    (国名)    (長期滞在数)人
●1位    米国      240,481
●2位    中国      130,687
●3位    
タイ          63,061
●4位    英国           49,683
●5位    豪州            36,494
●6位    シンガポール    33,732
●7位    フランス        30,848
●8位    ドイツ          29,873
●9位    韓国          28,558
●10位   カナダ        23,350

■「
日本の
都道府県別 総生産と世界各国のGDP比較
(順位)(府県名) (県内総生産) (府県とほぼ同じ経済規模の国) 2013年調査
第1位  東京都    91,1兆円   韓国(GDP 89,1兆円)
第2位  大阪府   36,4兆円  イラン

第3位  愛知県   31,6兆円  南アフリカ
第4位  神奈川県  29,8兆円  タイ     

第5位  埼玉県   20,1兆円  香港
●第6位  千葉県   19,0兆円  イスラエル
●第8位  兵庫県   18,3兆円  アイルランド
●第9位  福岡県   18,0兆円  フイリピン(GDP 17,5兆円) 
●第10位 静岡県   15,8兆円  パキスタン(人口1億7千万人)

●第11位 茨城県   11,2兆円  ハンガリー
●第12位 広島県   10,8兆円  クエート
●第13位 京都府    9,4兆円  バングラデシュ(人口1億5億千万人
●第14位 新潟県    8,6兆円
●第15位 宮城県    8,0兆円  モロッコ
(出所 経済産業省)


                                      出所 経済産業省 経済統計資料)2013年

■「日タイ両国に栄光あれ
日タ修好130周年に当り、史実とともに、激動の日タイ修好の足跡を
検証し
てきた。
そこから見えてきた事は、世界の人々の思いやりと手厚い支援で、日本
もタイも大きく飛躍してきた事である。
不思議というよりも、両国の「好運
ひいては「強運」と「」を強く感じる。
なにはさておき、修好130周年を契機に、日タイ両国が協働して、アジア
と世界のために、
限りなく貢献する事を期待したい。        (終)



 


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