「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■アスリート・フアースト

2021-06-25 | ●松本語録
⚫️東京オリンピック開催の兆しが見えてきた。コロナパンデミックの猛威の中でRNAワクチンの効果が表れ、 ワクチン接種が高齢者から企業や団体対象に予想を上回るペースで進行する。河野担当大臣は、1日150万人 を視野に頑張るという。しかし途中で「東京オリパラを中止せよ」とのやり場なき一般人の声が、白血病を克服した池江選手に 向けられるという悲しい出来事があった。「私には何もできません」という悲痛な池江選手の答えは、多くの人々の共感を誘った。 「池江選手に対して五輪反対は筋違いでおかしい」との声が高まり,たちまちにして世論は五輪開催へと傾いていった。 ⚫️米寿を超した作家、石原慎太郎は文芸春秋6月号の特別寄稿「晩節における死との対決」の中で「池江さんに教えられた事」 と題して「水泳選手の池江さんが突然白血病を宣告されたが、それにもめげずに選手として癌と闘い抜いて復活しオリンピック予選で 見事優勝して見せた。あれは紛れもない未だ生ある人間がその強い意志の発露によって生きながら目前の「死」を超越した歴然たる 事実に他ならない」とその生きる意欲を激賞した。 あれは紛れもない未だ生ある人間がその強い意志の発露によって生きながら目の前の「死」を超越した歴然たる事実に他ならない。」とその生きる意欲を激賞した。 ⚫️猪瀬都知事のオリンピック決定歓喜の時から8年、それからまた1年、 コロナパンデミックによる波乱万丈の厳しい道筋だったが、目前にその東京オリンピックが訪れようとしている。 (Yama) . . . 本文を読む
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■致良知

2021-06-18 | ●北條語録
●外国人が、日本の古い文化や古典について精通し、結果、日本最高の文化勲章を受賞したと言うことは、驚きとしか言いようがない。 今をさる13年前の11月1日,「源氏物語が1000年を迎えるに因んで「源氏物語千年紀」の記念式典が京都の国際会館であった。私も出 席する機会に恵まれた。その日、瀬戸内寂聴さんとドナルドキーン博士の記念講演があり、キーンさんの講演の要旨は、「世界で、源氏物語ほど美しい小説はない。」というものだった。 それまで源氏物語は読んだことがなく、日本人として恥ずかしい思いに駆られた ことを覚えている。 ●今回、北条さんの一文に接し、ますますキーン博士の偉大さに敬服している。おりしも「果てしなく美しい日本」ドナルド、キーン著、 講談社学術文庫をよみ始めたところだった。偶然とは言え、何かの因縁を感じている。 外国人のキーン博士がこよなく激賞するこの素晴らしい日本に生まれ育ち、そして日本に暮らす日本人の一人として、改めてこの伝統の国、日本に心から有難うを言いたい。(Yama) ●(標題の写真は、故ドナルド・キ-ン博士) . . . 本文を読む
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■東京五輪とスポーツの未来

2021-06-10 | ●松本語録
●東京オリンピック開催を目前に控え、開催中止の論議が多い。私にはそれが稚拙な発言に思えてならない。 途中、高橋内閣官房参与(当時)の「さざ波」発言で、政界は大きく揺れうごいた。 だが反対政党が政争の具にしようとしたため、高橋さんは自ら参与を辞任し事なきを得た。 最近の世論調査によるとコロナ蔓延化のために、オリンピック開催反対が50%を超える という。 殆どの人の記憶にある8年前のIOC総会では、当時の猪瀬直樹東京都知事の提案で、 2020年の東京オリンピック開催が決まった。その時の日本全土挙げてのあの歓びようはどこへ行ったのか。  そしていま開催の是非だけが関心の的になり、五輪の意義が国民に理解されているとは言いずらい現実がある。 人口10万人当たりの感染者数は、米国の9976人に対し、日本は、僅か553人、世界順位で 116番目である、問題の核心は絶対数ではない事はよくわかるが、此処まで、物事を こじらせた要因は、専門知識を持たないマスメディアが、過剰に騒ぎ立てた結果としか思えない。(Yama) ●標題の写真は、東京オリンピック 話題のポスター。 . . . 本文を読む
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■6月の歳時記

2021-06-03 | ●歳時記2)
⚫️コロナバンテミックの終息が見えない。オリンピックは目前に迫る。 そんな情勢の中、オリンピックを止めろとか、総理退陣とか、心なき非情な輩の言質が胸を痛める。 そんな折もおり突如として登場した国連のソシアルキャンペーン「SDGs」が 話題をあつめる。 去る3ケ月ほど前、テレビ報道に登場した財界人トップの襟元にある、大きく 丸いカラフルなバッジに注目が集まった。しかし殆どの人は、それが何を意味するのか、わかっている人は少なかった。 あれから3ケ月,「SDGs」の活動理解は急速に進んだ。 地下鉄の中でも、多くのサラリーマンの襟元に17色の大きなSDGsのバッジ か日増しに増えていった。 「SDGs」とは、Sustainable Development Goals、持続可能な開発のために国連が定める国際目標で、特に17の世界的目標と169の達成基準、232の指標をさす。 そして世界の企業や社会あげて、世界の貧困の克服や平和を求めていくと言う。 基本とするところは、サテスナブル「継続可能な進展活動」国情や種族や企業の大小には関係なく、全世界人として取り組む事が核心だと言う。まさに画期的な活動である。 私どものWebサイトでも、この国連活動「SDGs」に協賛する事にした。まもなく17色のバッジも届く筈だ。早速3人のエディターが着用して、 国連SDGsのPR活動に傾注したい。(Yama) . . . 本文を読む
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