「行く歳や膝と膝とを突き合わせ」 夏目漱石 🔵今年も数日となった。この1週間の株価の動向は、「日経平均一時最高値4万円,日本の株価は、不安定な政治情勢の中、 34年ぶりの高値を更新した。 そして次の実現可能な目標値が、経済評論家から一挙に噴き出した。「新年には、4万2000円を視野に」。それに応えて多くの経営者は、「業界再編や事業転換が寄与した」と胸を張った。
🔵新聞のコラムでは、「株高は,吉報だが経済の実情は往時と異なる。10年前に中国に規模で中国に抜かれ,去年ドイツに逆転された。株価に見合う豊かさを実感できる世の中,新たな価値を創造する挑戦が,新内閣に望まれる。」
🔵昨年末は、安芸高田の石丸市長や作家百田尚樹などの政界進出劇で、人知れず
ワクワク感があった。それに引き換え今年は、新しい話題に欠ける。
政治は、ありきたりだが、経済は好調、「平和の確証」と言う見方もある。いつになく静かな歳末である。(Yama)
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🔴「善き戦争はなく,悪しき平和というものもない」作家.城山三郎 (落日燃ゆ)、
アフターコロナの2023年は、ウクライナの戦争に明け、10月に始まったイスラエルとハマスの戦いで、歳を越しそうだ。しかし日本の糧道と言える中東からの石油輸送路の安全確保に、大きな支障がおきた。
既に日本のコンテナ輸送船が、如何わしい相手に乗ったれたという。しかし乗員が全て外国人という事で、日本政府はその対応にひとごとだ。何故、日本の有事に自衛艦を出して,海路の安全を確保しないのか。
加えて、米中関係に絡む中国の台湾侵攻は、時には、自衛戦になることもありうるという。正にウクライナの戦争は、それを実証してくれた。「平和憲法」があれは,平和でありうるという確証はない。時代錯誤も甚だしい。令和
🔴ところが歳末に際し政府自民党が、議員の自腹を肥やす催事に終始して、国難への対処が全く手ずかずだ。
何はともあれ、石油輸送路の安全確保のために、すぐ自衛艦の派遣をする事、まずは憲法改正がいそがれる所以だ。
このままだと日本は自滅する。ところが日本には、そんな危機感がない。
歳末に際して国の存亡を託す政治の根幹に大きな欠陥がある事が暴露された。神の采配と思いたい。兎にも角にも、来る新年、日本が大きく変わり、大きく前進する事を期待したい。(Yama) . . . 本文を読む
🔵仏語に「自利と利他」と言う言葉がある。
自利とは、自己の修行により得た功徳を自分だけが受けとることをいい、利他とは,自己の利益のためでなく、他の人々の救済のために尽くすことを言う。
同じ仏教国の韓国大統領は、ひょっとすると、自国の暴挙をいいことしたまま
自利他利を標榜する日本をそんな立派な国に祀りあげて、そのうちに何とかなるとでも思っているのではないのかとおもわれるふしがある。
🔵 竹島といい北方4島といい、韓国とロシアは、勝手に日本から領土を奪っておきながら、日本の返還要求の甘さに乗じて、決して返そうとしない。厚かましいと言えばきりがない。
事によれば、日本の「専守防衛」「政経分離」の掟を見て、武力による反撃はないものと甘く見ての暴挙ではないかと思えてならない。
🔵旧い話だが、かつて安倍元総理は、あの強者プーチンと親交を重ね、ある時、故郷山口の伝統の名湯に招き、2人で岩風呂に入って歓談すると言うすごいことをやってのけた。北方4島返還の筋道を探ったと言う。
どう見てもいまの政界にそんな腹の座った政治家はいない。
政治家も政策も何もかも小粒で、期待が持てない。残念でならない。いま世界は、グローバルサウスの台頭で、大きく変わろうとしている。
全てが覇権ですむ話ではない。改めて日本の気概がもとめられる所以だ。(Yama) ⚫︎表題の写真、京都(醍醐)の名刹、醍醐寺の山門(撮影,Jtiro) . . . 本文を読む
⚫️国際通貨基金(IMF)の{世界経済見通し」(22年10月)によると
世界主要7ヶ国(G7)で、2023年の成長率がトップになるのは
日本だとある。かくいう日本のGDP(実質国内総生産)の成長率は1,6%
賃金を上回るインフレで昨年より減速するとある。しかし欧米の主要国が
エネルギー不足で軒並み落ち込むのに対し日本の底堅さが際立つと言う。
耳を疑う様な話だが、IMFの話だけに大いに期待したい。
確かに日本の中だけで暮らしていると、耳目に入る情報だけで全てを
判断しがちだ。
⚫️いま日本の高齢者の新聞や雑誌の購読率が毎年低下している。高齢者が世界や社会の流れからますます隔絶していく所以だ。その高齢者が日本の全人口の約3割を占める。どうすればいいのか、日本の賢者の知恵を貸して欲しい(Yama) . . . 本文を読む
🔵2022年もあと数日,混迷の1年が過ぎ去ろうとしている。今年年頭の総合情報機関の新年の予測はことごとく外れた。ここまで大きく外れたのは希有と言っていい。その全ての理由は、ロシアによるウクライナ戦争だった。(Yama)
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●今年こそ素晴らしい年にしたい。いつになく、強く意識する新春の幕開けである。一に平和、そして経済の再興、そのためのコロナ対策は必至の課題となる。そのためにも国民や世界の分断はあってはならない。世界の核心は、いまアジアに集まりつつある。今年もお役に立つBLOGの配信に努めていきたい。
●JtiroのBLOGは昨年来、客員執筆者(ゲストライター)に2人の識者の参加を得て、内容的に一段の充実を目指して来た。特に教育やスポーツ文化、企業経営、国際経済、シニア社会、国際交流などに領域を広げて、格別の論旨を展開していきたい。
改めてゲストライターをご紹介したい。「松本光弘氏」筑波大学名誉教授、元日本サッカー協会理事、元筑波大学蹴球部監督。「北条俊彦氏」経営コンサルタント、前住友電工タイ社長、
●今年Jtiroブログは2008年配信開始来14年、5110日をむかえる。特にブログに付随する「カテゴリー機能」を生かして、過去の情報を
標題別に検索できるよう整理区分した。さらなるご愛読とご支援をお願いしたい。(Yama) ●読者のご意見送付先。
jtiro.jpn@gmail.com 宛。
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●とにもかくにもコロナに明け暮れた1年だった。菅さんもトランプさんも無念の年になった。しかし大きなもめ事もなく越年できる事は素晴らしい。何はさておき1年遅れの東京オリンピックが、無事開催できたことはよかった。総じて言える事は、コロナという世界的な病原が、大きな世界の争いを封じ込めたとも言える。何事も神の差配と思いたい。かくして今年も暮れていくが、明けて来年こそ素晴らしい年になるよう期待したい。
●ところで、来年の「五黄の寅年」は大変縁起がいい干支だという。なんと36年に1度巡りくるもので、九星力学によると類まれな強運と金運に恵まれるそうだ。歳末に当り本年のお礼と、来る強運五黄新年の皆様のご発展をお祈りして筆をおきたい。(Yama)●本文の図説(Data)の出典は、(全て「内閣府」「総務省」と「ニッセイ基礎研究所」による) . . . 本文を読む
●コロナに明け暮れる毎日である。長らく地球の中の日本で生活するが、こんなに長らく顔の見えない害敵に、いじめ続けられた事はなかった。コロナウィルスも地球の小さな生き物として生き残っていくために、地球の人間と競っているのかもしれない。ならば知恵比べという事になる。私どもの世界には、「適者生存」という言葉がある。辞書によると「生物進化論の用語だそうで、生存競争に於いて環境に最も適したものが生き残る機会を保障されるとある」ならば万物の霊長たる人間が負けるわけにはゆかぬではないか。
そのためには、政治家とか医者とかに頼らないで、人間一人一人がこの微生物と対座して、徹底的に駆逐するまで戦い抜く覚悟と行動が求められるていると思う。さしずめトランプさんも、その同志の一人と思いたい。令和2年もあと2ヶ月、コロナに負けず有為に過ごしたい。
●表題の写真像、国立民族学博物館蔵、先住民族の仮面像(展示物より) . . . 本文を読む
●今年もまた、敗戦の熱い夏の日が訪れた。数えて74回になる。いつまで続けるのかと、訝る人も多いが、 平和が確約されるまで、筆を折るわけにはいかない。 しかも、戦争と敗戦にまつわる、新しい史実というか事実が、発掘され公表されるから驚くばかりだ。日本の場合は、敗者として、今まで長きにわたり隠忍自重してきた趣があ
る。そこへ新事実の「ハルノート」が出てきて、和解を求めたのは日本で、戦争へと歩を進めたのは米国だというではないか。今にしてどうなるわけでもないが、真実は力ずよい 正義の証になる。どうあれ戦争は、決してよくない。 . . . 本文を読む
●コロナ、コロナの毎日だった。この4ヶ月を振り返ると、さまざまな事が見えて来た。まず人生とは、自然や日常のリスクを、いかに制御して進むか。それともやむなく後退するか。そこから生まれた知恵や行動力が、人生の新しい歩みを創り出すということ。何よりも自力が一番、他力も大いに頼りになる事がわかってきた。
しかも、利他の心がけは、欠かせないことを痛感した。3密を避けて一人巣籠っていると、孤独が、いかに頼りにならないものか、よく解った。とりわけ社会の仕組みは、
思いのほか素晴らしい事にきずいた。まずは小さな自分を起点にして、社会を一望するか、地球規模の視点から、世界を全貌するか。コロナは、人間の視野の在り方まで教えてくれたような気がする。
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●戦後75年間、世界193ヶ国の中で、戦争のなかった国は、僅か8ヶ国だけ、その中にわが国がある。しかも経済大国は日本だけ。
幸せ感にひたっていた矢先、武漢コロナの到来である。まさに「好事魔多し」、ちょっと油断すると、そのスキを狙うがごとく、たて続けに侵入して
くる。あげくは、病床が足りない、呼吸機器が少ない、人がいない、マスクがない、国を挙げて慌てふためく。全く危機管理に弱い、しいて言えば
備えが全くできていない。 政治体制もよくない。 野党の馬鹿甘さにもあきれるばかり。まずは議員から率先して身を削れと言いたい。
やはりコロナ去った後には、早速、憲法を改正して、いざの時には、尖閣や竹島を無頼の輩から絶対に守る、世界に範たる守りに徹したモデル国家を作るべきだろう。
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●いま日本最大の特異な存在が、シニア世代層だ。なんと65歳以上が3588万人を占める。日本の消費市場に占める位置も
第1位だが、政治の世界でも、極めて大きな力を持つ。ただ大半が定年後シニアで、いわゆる年金族のため、政府の
年金負担は、膨大を極める。そこで政府は、70歳とか75歳定年を企業に進めることで、就業者人口の低下に歯止めをかけたり、ひいては年金原資の若年層負担の軽減を図ろうと企む。
世界を一瞥すると、5年前まで日本の後にいた中国が、12億を超える内需パワーで、日本を抜きGDP第位に、途端に米中貿易
戦争という覇権争いが台頭し、争いの折に世界経済が揺れるという大変な兆候が起こってきた。
近代は人口が多い国が、生産能力も高いし、消費パワーも大きく、ひいては市場を制することで勢力を拡大していくといわれる。しかし、ここで異説が表れてきた。5GやiTOの進展で、科学技術が人に代わる時代がやってきて、相当の分野で人の仕事が、機械やロボットに代わるという。だから、日本は全体人口が、仮に8000万になろうと、技術人材がふえれば、大丈夫
だという。定年後シニアも、定年後ぶらぶらしないで、リカレントに励み、来るべき5G社会の地盤整備などに、尽力すべきではないか。
(Yama)
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