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🔵「両忘」という禅語がある。白か黒かといった判断へのこだわりを忘れる事を言う。私たちは,好き嫌いや善悪と言った2者択一的な思考で、物事を見てしまいがち。物事を決めつける姿勢から解放されると、心に余裕が生まれる。
しかし世の中には,自分たちの不都合な事から逃れるため、敢えて忘れ去る不埒な人もいる。この人たちは懲りずにまた同じ過ちを繰り返す。
🔵高齢化が進む日本は、このままでいいのか。
・高齢者の孤独、(引きこもりと孤立)
・友人なし(4割)
・切れる老人(増える)
これらの要因で高齢者の社会に対するトラブルが絶えない。
しかも日本は「一人で老いて、ひとりで死ぬ社会」だと言われる。しかも全人口のほぼ3割を占める高齢者世代の発言が、極度に少ない。
何時からこんな情ない国になってしまったのか。(Yama)●表題の写真(風雪に耐えて景観を保つ京都、竜安寺本坊の屋根瓦) . . . 本文を読む
🔵タイの北都チェンライの2月は、乾季で過ごしやすい。しかし北へ空路6時間の日本は、一変して寒気漂う真冬である。毎年の事ながら冬の日本に住まうと、タイの生活が羨ましく思うひと時でもある。しかし日本の季節の移ろいは早い。
愛嬌ある鬼が登場するや、翌日はもう立春、その最中、今年最大の寒気が、日本列島を襲う。年寄りには、一年で一番やばい季節でもある。ところが,その後一転して日本全土に暖気が漂う。まさに春の到来である。政治はいい加減だが、株価は、34年ぶりの高値更新で、「春立つ」日本を支援する。「立つ」とは,今まで存在しなかったもの,神秘的なものが、忽然と姿を表した言葉だと言う。まさに神のお告げと、有り難く噛み締めたい。
🔵「筆太に書く春闘の妥結額」(柏原眠雨)、
今年は政治に関りなく、物価が先導して大幅の賃上げが実現しそうだ。
本来、経済や景気は、政治が創り出すものと思っていたが、景気回復に政治が関与しなくても実現可能な事を知った。但し日本の外交や国防と平和は、日本の政治、最大の課題である。
春暖の最中、国と国民あげて、根底からの政治の改革刷新と、真の保守の台頭が望まれてならない。(Yama) ●(表題の写真は、タイ北部チェンマイの伝統ある街並みの一部、撮影Jtiro) . . . 本文を読む
🔵「二千年近く一つの国が続いた例は,世界のどこにもありません」[私たちの国,日本の歴史は、壮大な叙事詩です]「神話と共に誕生し、萬世一系の天皇を中心に独自の発展をとげてきました」百万部を記録した百田尚樹著「日本国記」冒頭の一節である。
🔵昨年亡くなった作家で政治家の石原慎太郎氏は、遺作となった「歴史の十字路に立って」の中で,「今の若い世代は,この国について殆ど何も知らない」と前置きし,戦後のいがめられた教育の結果である事を直視し、世界に類を見ない日本の歴史を通じて,日本国民のアイデンティティを取り戻して欲しいと訴えた。そして「保守と称して,とどのつまりこの国に愛着のない日本の政治家達に愛国心について語る資格などありはしない」と激しく断罪した。
🔵また世界の王室史に詳しい宇山卓栄さんは、自著「王室で読み解く世界史」で現在,世界で「エンペラー(皇帝)と呼ばれるのは,わずか1人だけ、それは日本の天皇だ。世界に王はいるものの,皇帝は天皇を除いていない。」と結論した。
🔵そして,あの予期せぬ敗戦で一次歪みつつあった日本が、心あるこれら識者の先導によって、いま神話の復活や,政治における真の保守の誕生など、日本本来の姿に大きく回帰しつつある。日本のこれからに注目したい。(Yama)
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🔵2月は古名を「きさらぎ」と言い「如月」と書く。2月は余寒きびしく、重ね着をしなければ到底耐えられない。 古書によると、それを「衣更着」(きさらぎ)とした事から「如月」と書く。言葉の由来もさることながら,日本語はどこまでも奥が深い事に驚く。
🔵来る3日は節分である。「赤鬼」や「青鬼」が村々を闊歩し、子ども達は逃げ惑う。
大人達はここぞとばかりに「鬼は外、福は内」と連呼しながら豆をまいて鬼を追い払う。古来から延々と続くユーモラスな日本の伝統行事だ。
🔵4日は「春が立つ」立春である。待ちに待った希望の春が、日本全土に訪れる。
「自民党の金の疑惑解明による政治改革」当面する「能登地震の救済」に、国民挙げて対処したい。
お陰様で株価は33年ぶりの高値だ。景気は底がたく経済も上昇傾向にある。天の神は、日本を捨てていない。
更に国を挙げて、25年の大阪万博を目指すべきだろう。
立春の如月、日本全土に春の暖気と明るさが,満ち溢れる事を期待したい。(Yama)●表題の写真は京都,吉田神社の節分祭(出典,吉田神社) . . . 本文を読む