🔵私の手元に,6年前の経済情報のファイルがある。
この年,日本は平成から令和に移行する。日本は、平成の30年間に長期の景気低迷、国際競走の激化,大規模災害という大試練に晒される。
🔵戦後の復興に立ち上がった日本は,相次ぐ変革や改革で,瞬く間に世界第2位に駆け上るが、その後、相次ぐ世界の列強に追われる。
逞しく乗り越えようとしたが、いつしか転機を迎え、ついに守成に向かう。約46年前に,その世界第2位の座を中国に、その後ドイツに第3位の座を明け渡す。
この日本が直面した国際経済の戦後史は、まさしく戦後の世界と日本の葛藤の歴史そのものと言っていい。お互いの国の命運を賭けた熾烈な競合が、新しい成長の結果をもたらす。お互いは、競合結果を待って、自力を評価して次に備える。
これが、政治のシビアの所でもあり、面白いところだ。
🔵自民総裁&首相は、国民の直接選挙ではなかつたが、9人の候補者が競いあって、いつになく面白かった。石破さんには、日本の統領として、積極財政政策をとって欲しい。お願い!(Yama)
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🔵日本は,アジア後進国の経済支援のために、タイやインドネシア,フィリピンなどのメガシティで、地下鉄や高架鉄道の建設整備の支援をして来た。都市鉄道の整備が進むと,都市の経済が拡大化して,その国の消費市場が拡大する。それが日本の高付加価値の製品やサービスの輸出機会の拡大に繋がり,日本経済を押し上げて来た。しかし2000年以降は、先進国の輸出先として,巨大な消費人口を抱える中国向けが最大となり、中国経済との連動性が高まった。
🔵しかしアフターコロナ後の中国経済の低迷はいちぢるしく、日本ばかりかASEAN主要国など,サプライチェン(供給網)の見直しがはじまつた。そして中国の供給先国のアジア諸国の経済が,急速に冷え込む.
中でもASEANの中核国タイは、東南アジアの優等生として台頭したが、度重なる軍事クーデターで、タイ経済を支えるタイの民主主義が後退し、タイ経済の魅力が大きく後退した。
🔵加えて台湾問題など、世界の覇権を競う米中の今後の行方もアジア経済に
大きな影響をもたらしつつある。特に過去3年に及ぶコロナ禍は、アジア経済を大きく低下させた。加えてウクライナ侵攻などがあり、ASEAN諸国に対する一般の関心が、著しく経済を後退させた事も否めない。
世界の推進力といわれた期待の地域経済の統合センター,なかんずくEUとASEANが、予期しない覇権争いで、後退を余儀なくしつつある。世界経済と世界平和を崩壊さす巨大国の覇権争いが、何故なくならないのか、いま世界は,世界大戦後80年の難しい局面にある。(Yama) ●表題の写真は,37歳のペンタトーン新首相(タクシン元首相の次女)
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🔵いま世界共通の課題は、世界平和と自然環境の維持だ。
21世紀の国連は、サステナブルな社会、持続可能な社会を標榜して、地球環境を壊さず、資源も使いすぎず、美しい地球で平和に豊かに生活を続けていける社会を目指している。
🔵しかしここに来て、戦後80年近く保たれてきた平和の足どりが、揺るぎ始めた。
特に中国が売り込む太陽光発電やuv(電気自動車)を、中国寄りの日本政治家が取り込みを図り、日本の美しい大自然の景観が壊されたり、日本の産業が衰退する局面にある。
🔵最近,科学者武田邦彦先生の自然科学談義をYouTubeで聴いた。
「地球はもとより自然や生物は、全てリサイクルしている。決して無くなることはない。それは植物や小さな昆虫や植物を含め、輪廻して再生する驚くべき自然の摂理がある。日本の美しい四季もそうだ。どんなに科学が進歩しようとも、それは永遠に不変である」
自然の輪廻、自然が神と言われる所以だ。そこに住まう人間のエゴで、自然を汚すことがあってはならない。(Yama)
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●「秋浅く日中の雲のまだ燃ゆる」(東白日子),恒例の二百十日、台風一過の昼下がり、いつもよりも格段に暑い夏だったが、
この一両日恒例の過ごしやすくなった事を実感する。」季節は、些かも狂う事なく秋を届けてくれる。
●「秋めく」「秋浅し」「今朝の秋」「新涼」「白露」「秋分」「秋暁」「秋の朝」「秋の宵」。試みに秋の季語を探ると、日本の言葉の奥ゆかしさと、伝統的な美しさに感動する●惜しむらくは、今の日本の政治が、俗悪すぎる。秋の選挙では、
美しい日本に相応しい選良が、数多く選出される事を期待したい。(Yama)
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