🔵虎年の今年は、少なからず荒れ模様が予測された。
しかしこんなに早くゆれ動くとは、予想外の展開である。
ロシアのウクライナ侵略から既に2ヶ月が経つ。
本来喧嘩両成敗と言われるが、今回は仕掛けた方の非が問われるべきだ。
仕掛けた大国ロシアが、初めから世間の気配を無視しているだけに無謀としか言いようがない。
よくよく見れば、これは成熟した21世紀の出来事とは思えないし、ロシヤの独裁者プーチンの仕掛け話のようにも映る。
だからこの戦争を止めるには、もうプーチンの暗殺しかないという話が降って湧いてくる。
🔵本来、詳しくあるべき隣国ロシアについて、殆どの日本人は、あまりにも知らなすぎる。
この機会に明治以降の日露の外交の足跡をたどりながら、
当面する日露の問題点について触れておきたい。(Yama)
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●東欧では、ウクライナへのロシア侵攻が止まない。
一方、隣り合わせの中近東カタールでは、平和とスポーツの祭典FIFAワールドカップ2022が開幕寸前にある。
いま世界では、極めて不思議な戦争と平和の対極が並行してすすみつつある。
●「戦争と平和」は小説の題名だが、常に対極にある事象で第2次世界大戦が終わってからこの方、平和が戦争を凌駕して世界は平和を享受してきた。既に77年になる。
民族紛争はいくつかあったが、
国連が機能してなんとか収まってきた。
しかしロシアのウクライナ侵攻は、国連も全く機能しない、甚だ不条理な戦いに映る。
しかも世界はいつしか南北両陣営に分かれて様子見の様相である。
ロシアもプーチンのメンツからか、ひくに引けない雰囲気にある。
●本来ならサッカーのような世界的なスポーツ競技の場で、フエア―に戦いを挑み決着をつけて欲しかった。
戦車やロケット砲や戦力の人員など、その膨大な軍費を民間や国際交流や外交に活かせば、
有益で巨大な試みが実現出来る筈だ。いかに賢明で得策か判断がつく。
やはり世界の何か何処かが、大きく狂っているとしか言いようがない。
●今回のFIFAW杯でもロシアはウクライナ侵攻を理由に、出場をボイコットされたと聞く。
1日も早く停戦が実現し、ロシアも復帰したFIFAカタール大会が盛大に開幕する日を待ちたい。(Yama)
●(本文の写真映像の出典は、ロイター通信)
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🔵春を告げる生気溢れる山々のたたずまいを「山笑う」という。
大阪辺りは,桜が満開である。
これから桜前線が北上し、日本列島は春の兆しに包まれる。
今年はコロナばかりかウクライナのロシア侵攻があり、浮かれてばかり
いられないが、思ったより日脚が速い。
🔵冬場は焼酎やウイスキーのお湯割りで過ごしてきたが、
春を迎えると、途端に日本酒が欲しくなる。
年を取ると量は飲めないが、雰囲気と料理の取り合わせの妙味が決め手になる。
作家山田風太郎の著書「あと千回のの晩餐」にふさわしい美味求心の趣きである。
文献によりと日本酒の歴史は約6000年を遡るとある。江戸時代に造り酒の
決め手となる「銘水」との出会いがあり、多くの酒造家が本格の酒を求めて
覇を競ったと言う。
🔵日本酒といえば、忘れがたい想い出がある。
今を去る8年前、私どものNPO・JTIROが日本外務省と協働してタイ北部の副首都チェンマイで 現地の
要人200人を招いて日本の「お茶会」を開いた事がある。
お茶会の後に、手分けして持ち込んだ奈良の銘酒の「冷や酒」
を桝酒で飲んでもらったところ、それが絶賛を呼び日本の伝統文化と日本酒の啓蒙に大いに役立った。
その後、常夏の国タイのホテルのバーでは、日本の桝酒の冷酒が
レギラーメニューとして大変な人気だと知った。
日本の食文化や風習の中に、世界市場が渇望する商品のネタが数多く潜んでいる事を学んだ。(Yama)●標題のイラストは、(江戸時代)旧鴻池家の酒ずくりの現場、
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●大阪造幣局、俗に通り抜けの桜が満開である。
でも今年は余寒の日が多く,コロナもあって浮かれて桜見物とはいかない。
加えてウクライナでは、この所ロシア侵攻の巻き添えにあった市民の
悲惨な情報が、連日新聞紙面を賑わす。
莫大とされる軍費をそのまま民生費用に当てたら、どれだけ民や街は潤うか、
戦争するプーチンにはわかっていないのか、よほどのお馬鹿さんだと思う。
●しかし戦火が開くと戦争の中断は難しい。
識者はこれを「業」(ごう)といい、人為を超えたアクシデントに例える。
辞書によると「業(ごう)」とは、「意が行なう善悪の行為、特に悪業、カルマ」
または「前世の悪行の報い」とある。
仕掛けた方も仕掛けられた方も、前世の悪行の報いとなれば、喧嘩両成敗という事に
なるが、片方だけの場合は迷惑な事となる。しかし世界にはプーチンを一喝する大物がいない。だとすると停戦を神に祈るか、終るまで待つしかない。
●今の世の中、一国だけの極みとはなかなか行かない。
世界の出来事が起きると、波動し、たちまちにして連動する。
しかしある日いい事が起きたとしよう。
プーチンが手をひき、国連改革が進み、景気が回復し、株価が持ち直す。
コロナ変異株も終息し、世界に明るい日差しが戻って来る。
そしてロー(老)トルにも、百歳を目指す意欲が湧いてくる。
日本にも、中国にも、ASEANにも、欧州にも、アメリカ大陸にも、
活気と、やる気と、平和の気運が、横溢する。
こんないい日が来ることを夢見て頑張りたい。
「生きることやうやく楽し老の春」(冨安風生) ●(Yama)
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